日刊スポーツ杯争奪スリアロトーナメント前期準決勝A卓三回戦が7月8日(水)にスリアロチャンネルで放送され、金子正輝(最高位戦日本プロ麻雀協会)と河野高志(RMU)が決勝進出となった。
7月1日に開催された二回戦はほぼ河野の独壇場であった。
小三元も含むたくさんのアガりで大きなトップをとる。
河野とは反対に古久根は一度もアガることが出来ずに痛恨の連続ラスとなってしまう。
2回戦終了時点でのポイントは以下の通り。
河野 +46.2 金子+31.0 新津▲2.8 古久根▲80.0
勝ち抜けは上位2名。新津と古久根にとっては苦しい3回戦となってしまった。
しかし古久根が東一局早々起家で魅せる。
反撃の狼煙があがったかと思われたが、次局、古久根はらしくない仕掛けを始める。
仕掛けること自体は否定しないが、普段から自分のフォームを大切にしているという古久根。
この仕掛けが古久根のフォームとは思えない。
古久根が仕掛けた後、新津が有効牌をどんどん引き入れてリーチ。
三色の方を一発でツモり、跳満のアガり。
さらに1000オールと続き、今度は新津に決勝進出が見えてきた。
だがなんと河野が国士無双をテンパイ!
一萬はまだ山にいる!
だがここは金子がかわす。
放送後、河野の国士無双はテンパイしていると思っていたという金子。
ただ降りるだけでなくしっかりとかわしに行くあたりが金子の強さか。
新津・古久根ともに最終戦見せ場は作ったものの、結局追いつくことが出来ず敗退となった。
順位 | 名前 | Total | 1回戦 | 2回戦 | 3回戦 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 金子正輝 | 76.1 | 44.8 | ▲13.8 | 45.1 |
2 | 河野高志 | 7.9 | ▲15.6 | 61.8 | ▲38.3 |
3 | 新津潔 | ▲17.4 | 3.3 | ▲0.5 | ▲20.2 |
4 | 古久根英孝 | ▲66.6 | ▲32.5 | ▲47.5 | 13.4 |
準決勝B卓の対局者は以下の四名。B卓の上位2名と金子・河野の四人で決勝を行う。
【対局者】
五十嵐 毅(日本プロ麻雀協会)
井出 洋介(麻将連合)
中田 功(将棋プロ棋士・日本将棋連盟七段)
福地 誠(麻雀ライター)
プロ2名とアマチュア2名のB卓。
果たして決勝に進むのは?
放送予定は下記をチェック!
【放送予定】
一回戦 7/15 放送ページはこちら。(タイムシフトは7/22 23:59まで)
二回戦 7/22 21:00開始予定。放送ページはこちら。
三回戦 7/29 21:00開始予定。放送ページはこちら。
【システム】
予選はA~Dの4卓に分かれて半荘3回戦を行い、各卓上位2名が準決勝進出。
勝ち上がった8名が2卓に分かれて準決勝。
準決勝も半荘3回戦を行い、各卓上位2名が決勝進出。
決勝は4回戦。
ルールはスリアロではおなじみの四神降臨ルール。25000点持ちの30000点返し。順位点が5-15。