麻雀スリアロチャンネルの本格女流リーグ戦「麻雀ウォッチ プリンセスリーグ 2019」予選第3節Bブロック1卓が8月2日に開催された。
【対局者】
逢川恵夢(日本プロ麻雀協会)
大澤ふみな(最高位戦日本プロ麻雀協会)
蔵美里(日本プロ麻雀協会)
水口美香(日本プロ麻雀協会)
グループ1位の逢川、3位の大澤、5位の水口、6位の蔵の対局となった。
1位の逢川は準決勝への逃げ切り、大澤、水口、蔵はプレーオフ争いをかけた戦いとなった。
しかし1回戦、開局から2局連続で3000・6000と4000オールをアガり逢川が一気にリード。そのまま他者を寄せ付けずトップを取りほぼ1位通過を確定的にした。2着争いは蔵が接戦を制した。水口は4着となり▲110ポイントを超え苦しい状況に追い込まれた。
なんとか挽回したい水口は2回戦の東2局 逢川との2軒リーチを制して2000・4000で先制。
東4局に親番の蔵が12000、2000オールとアガってトップ目に立ったが、南2局に逢川、水口、蔵の3軒リーチとなり水口が蔵から8000の直撃、なんとしてでも欲しいトップを取り希望を残した。
3回戦東3局に浮上を目指す親の大澤が3副露のチンイツをツモり4000オールでリード。
しかし南1局に親の水口が4000オールのアガリを決めて逆転。
1本場では蔵、水口、逢川の3軒リーチとなったが水口が一発ツモで6000オール。ここ一番で大きな連勝を決めた。
最終4回戦は逢川がリードするものの小場が続き接戦のまま終盤に突入。オーラスをトップ目逢川と4800点差3着目で迎えた水口はカンの三色をリーチ。これをツモって逆転で3連勝。グループ3位に浮上した。
水口今節104.7ポイントを加算してトータル33.0ポイントのグループ3位となった。来週の2卓の結果次第だがプレーオフ2ndへの進出が濃厚とみられる。逢川は400ポイントオーバーの首位で準決勝進出。大澤、蔵は今節で敗退となった。グループ3位となった水口はインタビューで「一時期▲200を超えていましたね。前節から44114111という自分らしくない着順で・・・ラスの後に諦めないでトップをしっかり取っていけたのが良かったです。やるべきことはしっかりできたと思っているので、プレーオフに無事に進出してこの先も戦えるよう祈っています」と語った。
次回は8月9日の12時からBブロック第3節2卓が開催される。対局メンバーは安達瑠理華、小宮悠、冨本智美、佐月麻理子となる。