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夕刊フジ杯レポート 第1節①

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2010年9月28日。 朝から降り続く雷を伴う激しい雨は、今日から始まる「夕刊フジ杯」の嵐を予感させるものでした。 会場となる新宿のJAJA雀には、報道関係者・チーム関係者・出場選手・採譜者を合わせて約50人!! これから1年間を戦い抜く選手たちの熱気に包まれていました!!   実行委員会より大会システム・ルールの説明があり、五十嵐プロ(日本プロ麻雀協会代表)より挨拶。 「『勝敗システム』を採用していることで、普段の麻雀とは違い、特にリーグ戦終盤ではチームとしての作戦が重要になってくる」 『勝敗システム』とは、トップを3勝0敗、2着を2勝1敗、3着を1勝2敗、ラスを0勝3敗とする評価方式で、点数よりも順位を意識した戦いになります。 ※大会ルール・システムはこちら まずは予選のグループリーグを抽選で決めますが、すでにここから駆け引きが!! まず前期優勝のJAJA雀チームが1番を引き、Whiteリーグを選択。   続いてSSCチームがRedリーグ、ドラ・魅ちゃんチームがBlueリーグを選択し、各リーグ1チームずつ埋まります。 ここまでは予想できる展開。 しかし、次にアルバンチームがBlueリーグに入ると、なんとフレンズチームもBlueリーグに名札を貼りました!! 前期3位のアルバンチームに対し、前期2位のフレンズチームの北島プロは、 「予選で(アルバンチームを)潰しておきたい!!」 という意図があったようです!! Blueリーグはアルバンチームとフレンズチームの対決に注目が集まりますね!! 狙い通りアルバンチーム打倒なるか!! フレンズチーム また、RedリーグではSSCチーム(最高位戦)とClub NPMチーム(協会)のファンクラブ対決!! SSCチーム(左から宇佐美うみ、石井あや茅森早香) そして、Whiteリーグには、宮内こずえ、仲田加南擁するJAJA雀チームがいたせいか、どのチームも対戦を避ける展開に!! ディフェンディングチャンピオンに挑むのは、あらいぐまチーム、マーチャオチーム、Fairyチームとなりました。 ※組み合わせ表・参加選手はこちら

◆1回戦

Whiteリーグ Blueリーグ Redリーグ
宮内こずえ(JAJA雀) 吉川愛莉(ドラ・魅ちゃん) 宇佐美うみ(SSC)
下畑乃愛(あらいぐま) 白河雪菜(アルバン) 豊後葵(Fun)
夏川七七(マーチャオ) 北島朋子(フレンズ) 中山奈々美(さかえ)
谷崎舞華(fairy) 池下真理子(はこパラ) 大崎初音(Club NPM)
  左から大崎初音、宇佐美うみ、豊後葵、中山奈々美 左から吉川愛莉、池下真理子、清水あすか、白河雪菜 左から、下畑乃愛、宮内こずえ、夏川七七、谷崎舞華 第1節は、前期優勝で会場でもあるJAJA雀チームのいるWhiteリーグに注目。 牌譜を取られるのが初めてで非常に緊張したという下畑プロが、東1局に6000オールと幸先の良いスタート!! 東1局 東家:下畑 ドラp_ms2_1.gif 裏ドラp_ji_s_1.gif p_ms1_1.gifp_ms1_1.gifp_ms2_1.gifp_ms3_1.gifp_ms4_1.gifp_ss1_1.gifp_ss2_1.gifp_ss3_1.gifp_ss5_1.gifp_ss6_1.gifp_ss7_1.gifp_ss8_1.gifp_ss9_1.gif ツモp_ss4_1.gif しかしここから谷崎プロが得意のリーチを連発して逆襲!! 1本場には一気通貫のリーチを打ち、流局後の親番でリーチツモ三色の4200オール、リーチツモの1300オールと連荘。 流局を挟んで、速攻を得意とする夏川プロが親番で2500オール。 ここまで実績では上位の宮内プロは苦しい展開。 実は宮内プロは今年1年を通じて不調が続いていて、それがこの日にも表われていました。 東3局6本場が象徴的で、ドラ対子のチャンス手。 東3局6本場 南家:宮内 ドラp_ps9_1.gif p_ps4_1.gifp_ps5_1.gifp_ps5_1.gifp_ps9_1.gifp_ps9_1.gifp_ss3_1.gifp_ss4_1.gifp_ss6_1.gifp_ss7_1.gifp_ss8_1.gifp_ms7_1.gifp_ms8_1.gifp_ms8_1.gif 是非とも和了りたいところですが、ツモがp_ss6_1.gifp_ss8_1.gifと、手牌と噛み合いません。 結局テンパイすらせず流局してしまい、それまで背筋がピンと伸びていた体を、思わず背もたれに預けてしまった瞬間でした。 東4局7本場で迎えた親番では必死の形聴で連荘するも、続く8本場、夏川プロが得意の速攻でわずか3巡目に宮内プロのp_ji_e_1.gifをとらえます!! 東4局8本場 北家:夏川 ドラp_ps4_1.gif p_ms7_1.gifp_ms8_1.gifp_ms9_1.gifp_ps3_1.gifp_ps4_1.gifp_ps5_1.gifp_ss7_1.gifp_ss8_1.gifp_ss9_1.gifp_ji_e_1.gif p_ji_n_1.gifp_ji_n_1.gifp_ji_n_3.gif ロンp_ji_e_1.gif 南1局は谷崎プロがチートイドラドラをツモッて3000-6000。 戦前の予想とは裏腹に宮内プロの劣勢が続きますが、南2局にようやく反撃。 南2局 西家:宮内 ドラp_ss6_1.gif p_ms2_1.gifp_ms2_1.gifp_ms5_1.gifp_ms6_1.gifp_ms8_1.gifp_ms8_1.gifp_ps5_1.gifp_ps5_1.gifp_ps6_1.gifp_ps6_1.gifp_ss3_1.gifp_ss4_1.gifp_ss5_1.gif ツモp_ms3_1.gif ここからp_ps5_1.gifp_ps6_1.gifダブルメンツを落とさず打p_ms8_1.gifの対子落とし。 これがうまくいき、p_ps5_1.gifp_ps6_1.gifを暗刻にしての一発ツモで一死報います!! p_ms2_1.gifp_ms2_1.gifp_ms5_1.gifp_ms6_1.gifp_ps5_1.gifp_ps5_1.gifp_ps5_1.gifp_ps6_1.gifp_ps6_1.gifp_ps6_1.gifp_ss3_1.gifp_ss4_1.gifp_ss5_1.gif 一発ツモp_ms7_1.gif しかし50分の時間制限があるこの大会。 東場の大連荘の影響で南3局で50分経過。この局+1局となります。 こういう時にラス親なのも今日の宮内プロを物語っています。 最後の局となるラス親も、マンズの混一狙いからワンチャンスのp_ms9_1.gifで谷崎プロに放銃と、結局最後まで調子の上がらなかった宮内プロ。 JAJA雀チームは今最も勢いのある女流プロ、仲田プロにバトンタッチします。 Whiteリーグ 1回戦結果 3勝0敗:谷崎(faily)     2勝1敗:下畑(あらいぐま) 1勝2敗:夏川(マーチャオ) 0勝3敗:宮内(JAJA雀)  ②へ続く

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