ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第390回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その15」 ケース29 Aポン打 B打 Cスルー Bはリャンメン待ちが残ってテンパイよりトイトイがよく、Aはアガリやすさで少なくともトイトイが不利ではなく、打点面でも大差つかないので鳴きます。Cは打点差が大差なのでスルーしてチートイツ狙い。が役牌だと難しいところですがまだスルーでしょうか。ただしが出る前にをツモった場合は、...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第389回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その14」 ケース27 全鳴き テーマ22のドラ役牌後付けのように、アガリのために特定の牌に依存するのでなければ、鳴くことによって警戒されることはあまり気にしません。アガリやすくなっているか微妙な仕掛けであればともかく、シャンテンが進むものは全て鳴いて進めた方がアガリやすいと判断します。 ケース28 全鳴き 元々平場でも鳴...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第388回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その13」 ケース25 悪形は全鳴き(リャンカンも) 少し巡目が深くなって1シャンテンになった場合、リャンメンはまだスルーできる領域なのでリャンメンからはスルーします。今回は待ち選択でリャンカン部分が残ることが多いので、リャンカンという理由でスルーはあまり考えません。後付けやヘッドが無くなる鳴きといったアガリにそれほど近づかな...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第387回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その12」 ケース23 両者ポン メンツより頭が出来やすく、鳴けば他のメンツ候補も鳴いてメンツを作れるので、上がりやすさははっきり雀頭をポンした方が上です。このことをふまえておかないと鳴かな過ぎになります。テーマ20のような安手の場合はともかく、既にドラ2以上あるならメンゼンでうまくテンパイした場合とも打点にそれほど差がないの...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第386回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その11」 ケース21 アガリ率はもちろん鳴いた方が高く、スルーしてメンゼンでアガるにはかなり厳しい牌姿。手牌を短くするリスクをどう見積もるかが問題になります。 4巡目で上家から比較的メンツになりやすいやが切られるということは、手牌進行が早いとも考えられますが、これだけの情報だとアガリに遠いところからの手役狙いで中張牌が多く...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第385回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その10」 ケース19 「絞り」は「アシスト」に比べて結果に影響を与えにくい(アシストであがらせようとすれば下家のアガリ率を大きく上げることができるが、下家に鳴かせまいと絞ってもツモは防げないため)です。 しかし、高い手はアガられるだけ損なので、残り局数に関わらず使うケースがあることから利用頻度自体はアシストより多いです。 ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第384回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その9」 ケース17 打 アガれても2着以上が望めないとなると、ここまでバラバラでなくても、平均的な配牌よりアガリづらいのであれば、下家が鳴き手かどうか分からない段階であってもアシストを考慮します。 ただし、メンツ候補が出来ていないと鳴けないので、アシストは下家のヤオチュウ牌処理が終わったあたりから試みます。 ケース18...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第383回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その8」 ケース15 打 もう1枚ピンズをツモればほぼ字牌残して染めにいく手牌です。メンゼンでもテンパイしやすい形ですが、染めた場合も鳴くとは限らずメンゼンの可能性があり、鳴くとイーペーコーがなくなる分はトイトイでカバーできるのでこの時点で染め本線で進めます。 ただ、染めた時にから切っている方が警戒されにくいというメリット...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第382回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その7」 ケース13 引きがカンテンパイよりくっつき1シャンテンの方がよいとみてシャンテン戻しとします。はに比べれば2メンツ見込みにくいですが、打点の影響の方が大きいので判断が変わるほどではないとみます。マンズがでもまだを切ります。天鳳位間でも1シャンテンに受ける打牌が多かったのは、実戦において先制テンパイを入れることで他...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第381回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その6」 ケース11 打 メンツ候補オーバーの場合は、ターツを1つ外して安牌を抱える発想も必要ですが、今回は序盤かつターツ自体も安全度が高いので抱える必要はありません。安牌を残すことを先に考えると、必要ないケースまで抱えがちです。ツモなら場況的にマンズ待ちが強く、三色への手変わりもみて打。ペンチャン、カンチャンとシャボについ...