第13回野口恭一郎賞男性棋士部門最終審査第1節が6月2日に行われ、渋川難波(日本プロ麻雀協会)が2連勝。次回は7月7日に開催され、受賞者は麻雀最強戦やモンド杯に出場する権利を得られる。
最終審査に残ったのは、柚木正仁(日本プロ麻雀連盟)、柳田憲昭(日本プロ麻雀協会)、増田隆一(日本プロ麻雀連盟)、渋川難波(日本プロ麻雀協会)。1回戦をトップの渋川は2回戦のオーラス、8000点差の2着目からピンフドラ1のリーチをかけ、これを一発でツモってマンガン。柳田を逆転して2連勝とし、残り2回戦を残してかなり有利な状況となった。
順位 | 名前 | Total | 1回戦 | 2回戦 |
---|---|---|---|---|
1 | 渋川難波 | 96.2 | 48.5 | 47.7 |
2 | 柚木正仁 | ▲8.4 | 11.0 | ▲19.4 |
3 | 柳田憲昭 | ▲22.0 | ▲37.7 | 15.7 |
4 | 増田隆一 | ▲65.8 | ▲21.8 | ▲44.0 |
【野口賞とは】
日本における麻雀棋士道の確立を目標とし、品格・雀力・知識の三点を兼ね備えた、21世紀の麻雀界を担う若手棋士を発掘することを目的とし、竹書房創業者である故・野口恭一郎が2001年に創立したもの。毎年男女一人ずつ選ばれており、受賞者は未来の麻雀界を担う使命を帯びるとともに、麻雀最強戦やモンド杯に出場する権利を得られる。
【主催】近代麻雀
【資格】各プロ団体に所属する1980年(昭和55年)生まれまでの麻雀プロ。
【副賞】麻雀最強戦2015男流プロ代表決定戦・第16回モンド杯の出場権を与える。