令和2年も残り1か月少しとなり社員の所得税に関する年末調整の時期も近づいてきました。
令和2年分の所得税については改正事項が多く、年末調整においてもその対応をしなければなりません。
国税庁からも「令和2年の年末調整は改正事項が多いため、控除誤りなどにご注意ください。」と、下記のページで目立つように掲載されています。
年末調整がよくわかるページ:https://www.nta.go.jp/users/gensen/nencho/index.htm
年末調整に影響する改正点
令和2年の年末調整に影響する主な改正点は次のとおりです。
① 給与所得控除、基礎控除の見直し、所得金額調整控除の創設、扶養親族等の合計所得金額要件等の見直し
② 寡婦(夫)控除の見直し(「寡婦控除」と「ひとり親控除」に変更)
③ 年末調整の電子化(年末調整の自動計算機能)
なお、①と②の改正に伴い、年末調整書類も見直されていますのであわせて要注意です。
☆年末調整業務を税理士に依頼されている場合は任せておけば心配ないですが、自社内で行っている場合は、まずは、改正事項を確認しておきたいところです。
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