麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン33日目の対局が11月30日(月)に開催された。
第1試合
第1試合は滝沢、瀬戸熊、前原、近藤の対戦。
この第1試合は数多くのリーチが飛び交う対局となった。
東1局は瀬戸熊が3軒リーチを制して2000・4000のアガリを決めて一歩リード。
東2局は滝沢と瀬戸熊の2軒リーチを交わして前原が2600のアガリを決める。
東3局は滝沢が近藤との2軒リーチを制して8000のアガリ。近藤は待ち選択が裏目となり6000オールツモにもできた牌のを掴んでの放銃という苦しい場面となった。
東4局は前原が高めの三色の方をツモって裏1の3000・6000でトップ目に浮上した。
南2局は滝沢が近藤との2軒リーチを制して1300・2600。上位3者が接戦の様相となった。
南3局も滝沢と近藤の2軒リーチとなったが、滝沢が高めツモの3000・6000でトップ目に浮上した。
オーラスは瀬戸熊と近藤のリーチが入ったが、前原が2着確定のアガリを決めて決着。滝沢が連続4着を3回で止めてトップを決めた。
第1試合結果
1位 滝沢(風林火山)+61.9
2位 前原(麻雀格闘倶楽部)+14.0
3位 瀬戸熊(雷電)▲14.3
4位 近藤(フェニックス)▲61.6
第2試合
第2試合は滝沢、萩原、藤崎、魚谷が出場。風林火山以外のチームはメンバーチェンジとなった。
東1局に滝沢が藤崎のリーチに立ち向かってトイトイの8000のアガリを決めて連勝に向けて発進した。
東2局では滝沢がホンイツの2000・4000のアガリで更にリードを広げた。
連続で満貫をアガった滝沢だったが、東3局に萩原のドラ暗刻のダマテンに捕まり点差を縮められる。
東4局では魚谷がカンのドラ1リーチ。をツモって2000・4000で2着に浮上。藤崎がやや置いて行かれる展開となった。
しかし南場で藤崎が反撃、魚谷から3900をアガった後の南2局の親番で、ドラのを暗槓したのちにタンヤオの門前聴牌をリーチ。一発ツモで8000オールの一撃を決めて一気にトップ目に浮上した。
オーラスは大激戦の2着争いに。萩原が仕掛けてタンヤオドラ2の聴牌を入れたが、魚谷が1300・2600のアガリを決めて2着に浮上して決着。藤崎が個人連勝を飾った。萩原は満貫を一回アガり無放銃ながらも4着という苦しいゲームとなった。
第2試合結果
1位 藤崎(麻雀格闘倶楽部)+58.7
2位 魚谷(フェニックス)+3.2
3位 滝沢(風林火山)▲17.8
4位 萩原(雷電)▲44.1
11月30日トータル結果
麻雀格闘倶楽部+72.7
風林火山+44.1
フェニックス▲58.4
雷電▲58.4
麻雀格闘倶楽部は順位は変わらずもプラス3桁に浮上。上位3チームに大きく迫った。下位4チームは大混戦続いておりいち早く抜け出したい状況が続いている。