ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第306回「手作りと押し引きの鉄戦術 著:福地誠 その13」Q51 ポン打 チートイツ1シャンテンだけでなくタンヤオ変化もありますが、スルーした後にくっつくのと同程度には、ポンした後でトイトイテンパイになる牌を引くなるツモるなりします。打点面でもトイトイは赤かサンアンコで跳満になることもあり、1巡目で手変わりがみやすいとはいえそれでも鳴いてそうです。 今回は元々アンコがあっ...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第71回 西家がポン打。がかなり使いづらくなったので切りたいところですが、西家にが当たるとしたらどのような形になっているでしょうか。 西家が待ちの場合:頭頭(くっつき1シャンテン)からポン打 くっつきの浮き牌として弱いをより残しているのは不自然ですね。同じ理由でカン待ちも無さそうです。 西家がと何かのシャボの場合:頭頭...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第305回「手作りと押し引きの鉄戦術 著:福地誠 その12」Q47 打 今回は他色のドラ入りリャンメンがあるので、ピンズ引きでもならマンズを残して字牌を切っていくところですし、字牌が重なってチートイツ1シャンテンになった場合も、落としならテンパイ時に必ずホンイツが付きますが、チートイツドラドラでも打点十分なのでマンズを残していてもそれほど劣りません。チートイツ1シャンテンにな...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第70回 南家のリーチにこちらは2シャンテン。2シャンテンとなればもちろんも切らずに現物から切ります。 しかしテンパイ時に満貫以上が見込める完全1シャンテンとなれば押したいところ。同じ現物を切るにしても、面子を崩す打ではほぼ降りることになります。「降り有利」だとしても、面子を崩してしまう前に、安牌を切りつつ追いつく手順が無い...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第304回「手作りと押し引きの鉄戦術 著:福地誠 その11」Q42 スルー 今回くらいの手なら他に雀頭が有ってもからはスルーしそうですが、雀頭が無い手だからといって鳴かないとは限りません。メンツと異なり雀頭は基本的にツモでしか作ることが出来ず、鳴いて手牌が少なくなるほど雀頭は作りにくくなるので、「雀頭が無い手から鳴いてもあまり早くならないので、スルー有利であることが多い」とい...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第69回 ほぼ鳴いていく手牌で、メンゼンではメンツにするのが難しいところが出たので役牌後付けの形になるとはいえポン。昨今の麻雀戦術本を読まれた方ならあまり迷わずに鳴かれる方が多いと思います。 しかし、鳴いて何を切るかがまた問題になるところです。浮き牌が字牌以外ドラなので打としましたが、1巡目ということもあり、トイツを落とす手...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第303回「手作りと押し引きの鉄戦術 著:福地誠 その10」Q35 カン 1回でも多くツモった方がアガリやすいのでカンします。確かに自分がドラを独占しているということは、カンすることによるドラが増える恩恵は他家の方が上です。しかし、こちらが先制高打点テンパイなら、むしろドラが増えてこちらの仕掛けに押してくる他家が増えてくれた方がよいのではないでしょうか。 Q36 打 先手を...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第68回 配牌で0メンツ。第41回で取り上げた0メンツ打法に基づき役牌のを残したいところですが、は234三色、はタンヤオや赤ドラ、マンズで染め手になるようなら、ホンイツよりもを残してチンイツになる方がよいとみてから切りましたが、ここからタンヤオの面子候補が揃っても、アガリに遠いうえに安手では鳴いて手を進めにくい。いずれにせよア...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第67回 西家はチー打、チー打、チー打と3フーロ。打としたところでは、と持っていたことになります。 残り4枚がのような形で、一通との両天秤という線も一応ありますが、その場合は打点的に打としてホンイツを残すのが合理的なので、河にもソーズを多く切っているとはいえホンイツになっているとみるべきでしょう。 ソーズホンイツなのにソー...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第302回「手作りと押し引きの鉄戦術 著:福地誠 その9」Q31 打 リャンメンがメンツになってテンパイした場合、ダマ跳満(役役小三元ドラドラ)の単騎と、リーチして満貫(4翻)のリャンメン待ちならむしろ前者がよいので、大三元の夢までみてリャンメンを落とすのも案外悪くありません。 しかし、麻雀は素点だけでなく着順を競うゲーム。8巡目となれば切りが無難とみます。4巡目くらいな...