ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第306回「手作りと押し引きの鉄戦術 著:福地誠 その13」Q51 ポン打 チートイツ1シャンテンだけでなくタンヤオ変化もありますが、スルーした後にくっつくのと同程度には、ポンした後でトイトイテンパイになる牌を引くなるツモるなりします。打点面でもトイトイは赤かサンアンコで跳満になることもあり、1巡目で手変わりがみやすいとはいえそれでも鳴いてそうです。 今回は元々アンコがあっ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第305回「手作りと押し引きの鉄戦術 著:福地誠 その12」Q47 打 今回は他色のドラ入りリャンメンがあるので、ピンズ引きでもならマンズを残して字牌を切っていくところですし、字牌が重なってチートイツ1シャンテンになった場合も、落としならテンパイ時に必ずホンイツが付きますが、チートイツドラドラでも打点十分なのでマンズを残していてもそれほど劣りません。チートイツ1シャンテンにな...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第304回「手作りと押し引きの鉄戦術 著:福地誠 その11」Q42 スルー 今回くらいの手なら他に雀頭が有ってもからはスルーしそうですが、雀頭が無い手だからといって鳴かないとは限りません。メンツと異なり雀頭は基本的にツモでしか作ることが出来ず、鳴いて手牌が少なくなるほど雀頭は作りにくくなるので、「雀頭が無い手から鳴いてもあまり早くならないので、スルー有利であることが多い」とい...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第303回「手作りと押し引きの鉄戦術 著:福地誠 その10」Q35 カン 1回でも多くツモった方がアガリやすいのでカンします。確かに自分がドラを独占しているということは、カンすることによるドラが増える恩恵は他家の方が上です。しかし、こちらが先制高打点テンパイなら、むしろドラが増えてこちらの仕掛けに押してくる他家が増えてくれた方がよいのではないでしょうか。 Q36 打 先手を...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第302回「手作りと押し引きの鉄戦術 著:福地誠 その9」Q31 打 リャンメンがメンツになってテンパイした場合、ダマ跳満(役役小三元ドラドラ)の単騎と、リーチして満貫(4翻)のリャンメン待ちならむしろ前者がよいので、大三元の夢までみてリャンメンを落とすのも案外悪くありません。 しかし、麻雀は素点だけでなく着順を競うゲーム。8巡目となれば切りが無難とみます。4巡目くらいな...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第301回「手作りと押し引きの鉄戦術 著:福地誠 その8」Q27 打 1シャンテンなら手変わりする前にテンパイすることが多いので、自分で1枚使っているのリャンメンを外した方がアガリやすいとみます。ただし、リャンメントイツ以上の面子候補ができる変化については、シュンツにつながったの形を残す方が多くなります。Q10でも打としましたが、あちらは2シャンテンなので変化を優先してを落...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第300回「手作りと押し引きの鉄戦術 著:福地誠 その7」Q22 打 仮に鳴かずに満貫ツモを狙うべき局面だとしても、を引いた場合に、リーチツモ発赤の満貫手になりやすい受け入れの多さでペンチャン落としが勝ります。 Q23 打 この形は最早有名かもしれませんが、メンゼンでとある場合は、今度はを切ってを引いても手変わりしやすいカンチャンが残るので打がよくなります。 また、でも...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第299回「手作りと押し引きの鉄戦術 著:福地誠 その6」Q16 打 ドラならカンテンパイを逃すツモでも、鳴いて3翻まであるくっつき1シャンテンの方がよいとみて切ります。鳴いて1翻と2翻だとあまり差がつかないので、周り以外がドラで祝儀無しのルールであればを切ることが多そうです。 Q17 打 字牌単騎が良形とされるのは出アガリやすさにあるので、ホンイツが明白な3フーロをし...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第298回「手作りと押し引きの鉄戦術 著:福地誠 その5」Q12 打 「悪形リーチのみを避ける」もよく聞きますが、ドラの有無にかかわらずペンチャンを外す手です。「よりよい受け入れ」を優先するようにしていれば、テンパイ率をさほど落とさずに悪形リーチのみよりはよい手になります。 出現頻度は低いですが、「手変わりがあまりないので悪形のみ手でもリーチがベスト」ということもあります...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第297回「手作りと押し引きの鉄戦術 著:福地誠 その4」Q10 打 「もっと勝つための現代麻雀技術論」第51回でも取り上げましたが、初めて提唱されたのは、とつげき東北氏のHP上の麻雀講座と思われます。 ただ、巻末の強者2人とも打としているように、リャンメン落としは現在でも多数派とは言えません。私自身、打と回答しましたが、打が明確に劣るとまでは考えません。 6ブロックに...