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一直線に頂点を目指すストレートアロー・谷井茂文の素顔とは?

一直線に頂点を目指すストレートアロー・谷井茂文の素顔とは?

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RMUに所属する谷井茂文は2019年8月27日に、元RMU(現最高位戦)所属の安達瑠理華と結婚し、夫婦で麻雀プロとして活躍していることでも知られている。RMUのライセンスは2021年7月現在で唯一のSS級に位置し、RMUを代表するプロ雀士だ。愚直に頂点を目指すストレートアローは、ただ一人のSSS級である多井隆晴を追随する存在である。今回はそんな谷井の魅力や雀風、対局模様について紹介しよう。

目次

谷井茂文の基本情報・プロフィールデータ

名前 谷井 茂文(たにい しげふみ) 
異名 ストレートアロー
生年月日 1978年8月27日
出身地 北海道
血液型 B型
趣味・特技 マンガ、寝ること、バスケ
本人公式SNS Twitter
ブログ
所属団体 RMU
所属チーム
プロ入会年 2004年
主なタイトル 2007・2010年度 スプリントファイナル優勝
2007年度 ケフェウスカップ優勝
第4・10期 RMUリーグ優勝

YouTubeやTwitterをみていると、多くの麻雀プロと良い関係を築けている様子が伺える。特に同じRMUに所属している河野高志とは、よく一緒にいる印象だ。年の差は10歳以上離れているが、気を遣わずに接することが出来る関係性だという。

経歴

2004年:プロテスト合格
2007年:スプリントファイナル 優勝
2007年:ケフェウスカップ 優勝
2010年:スプリントファイナル 優勝
2012年:RMUリーグ 優勝
2018年:RMUリーグ 優勝

麻雀との出会い・きっかけ

21歳の時に「大好きな麻雀で一番強くなりたい」と思い、競技団体への入会を目指す。いずれは、強いと言われているプロ雀士全員に勝つことを目標に、最高位戦日本プロ麻雀協会のプロテストを受けて見事に合格し、目標への第一歩を踏み出した。その後、新しく設立された麻雀の新競技団体RMUに移籍し、数々の実績を積み上げた。今では、RMUを代表するプロ雀士に成長している。ずっと変わらずに更新している、ブログのタイトルは「目指せ頂点~道の途中~」。書き始めた当初は、かなり遠くに見えていたであろう谷井だが、現在ではSS級まで登り詰め、目標とされる立場になっている。頂きまであと少し、頂点に立てる日に期待が膨らむファンも多いだろう。

谷井茂文の打ち方や雀風

ストレートアローの異名で知られる谷井。まっすぐに突き進む、矢のようなイメージである。門前重視の打点バランス型で、リーチツモを前提とした手筋を追うことが多い。2017年7月1日に行われた、第9期RMUリーグ第4節でみせた多井の勝負手に対して、真向勝負で挑んだ親の谷井プロ。[①][④]待ちで先制リーチを仕掛けた多井に対して、一打目でドラの[東]を切って真っ向勝負の姿勢を示した谷井は、[④][⑦]待ちで追っかけリーチを掛ける。[⑦]をツモり、リーチ・ツモ・タンヤオ・ピンフをあがり、見事勝負に打ち勝った。この対局はまさに谷井の打ち方を象徴するものだといえる。

谷井茂文の対局時の様子

2018第10期RMUリーグ第13節

2019年1月14日にRMUリーグ戦の最終節である、第10期RMUリーグ第13節が開催された。前節までの成績でトップは谷井の114.9ポイントで、2位が河野の85.9、3位は松ヶ瀬の46.9ポイント、4位は阿部の▲85.1ポイントと、上位3名が拮抗している注目の一戦である。戦局は松ヶ瀬が猛追を見せるが、なんとか谷井が逃げ切って、自身2度目となるRMUリーグ優勝のタイトルを獲得した。

谷井茂文が6年ぶり2度目の優勝!/第10期RMUリーグ第13節

2010スプリントファイナル

2011年2月26,27日に行われたスプリントファイナル2010では、ただ一人準決勝シードから勝ち上がった谷井に、他の3名が挑むという構図となった。多井を始めとする多くのライセンスプロが準々決勝・準決勝で敗退し、下剋上ムードが漂う中で行われた対局だ。先制は谷井で、挨拶代わりのリーチ・ツモ・ドラ5の3000・6000を決める。その後は寺本さんと谷井の一進一退の攻防が続き、トップは寺本さんの43,900点、谷井は2位の39,200点でオーラスを迎えた。最終的には谷井がオーラスを制して優勝し、「最後までもつれたので疲れた」とコメントしている。

RMU「2010スプリントファイナル」谷井茂文プロが優勝

2020第12期令昭位戦Aリーグ第1節

RMUのトップリーグの令昭位戦Aリーグの大事な開幕戦が2020年4月4日に行われた。大事な親を活かしたい谷井が、しっかりとした冷静な立ち回りでものにした一戦である。まずまずの配牌で、ダブ東やサンショクが見える手牌だった。その後はサクサクと手が進み7巡目で[一][四]待ちで聴牌した。[一]が高めでチャンタとサンショクが付くが、[四]ならチャンタも三色も消える手。谷井は安易にはリーチしなかった。藤中のリーチにが掛かると、そこで谷井も追っかけリーチ。ここで藤中が[一]を引き、谷井がリーチ・サンショク・チャンタ・ドラ2の18,000点をあがる結果となった。

SNSでの評価・評判

谷井自身がつぶやく内容の多くは、大会や来店情報などの麻雀関係だ。次に奥さんである安達プロのことや、娘に対する子煩悩さが溢れ出るツイートが多い。ここでは、世間の人が谷井に対してどのような印象を持っているのか紹介しよう。

田口淳之介さん炎の七番勝負の模様だ。麻雀のスタイルについても触れている。

谷井がきっかけで麻雀にハマったというツイートもある。

タイトル獲得時の祝福ツイートなども多く届いている。

谷井茂文のニュース・こぼれ話

麻雀プロ競輪部に夫婦で出演して話題に

2021年6月7日の麻雀プロ競輪部に夫婦で出演した谷井・安達夫妻。この時が、人生初競輪であるにも関わらず、プラス収支で終えるという結果に。番組内でのトーク模様も終始落ち着いた雰囲気で進行し、独自の予想なども展開していた。競輪においてもプロ雀士としての勝負強さを見せつけたのだった。

1節ごとに自らの麻雀を振り返るブログ

谷井は1節ごとに麻雀の内容を、成績や反省点と共にブログにアップしている。2011年から初めているブログなので、今年で10年継続してることとなる。麻雀プロ本人が、自身が打った麻雀についてコメントをしているものを見ることが出来るのは貴重なので、興味のある方には是非見てもらいたい。

谷井プロ公式ブログ | 目指せ頂点〜道の途中〜

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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