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弁護士・人気作家のもう一つの顔 新川帆立の元プロ雀士という過去と現在

弁護士・人気作家のもう一つの顔 新川帆立の元プロ雀士という過去と現在

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デビュー作が発売から3週間で15万部を突破し、一躍時の人となったミステリー作家の新川帆立さん。厳しい作家業を生き抜くために弁護士の資格を取ったという異色の経歴が注目されるが、新川さんが実は女流プロ雀士だったという事実も見逃せない。プロとしての活動は司法修習生時代の1年だけだったが、人気作家となった今も「麻雀は大事な趣味」と話し、放送対局にも出場する。本記事では、新川さんの「すごすぎる」経歴と、麻雀愛について紹介する。

目次

新川帆立さんの基本情報・プロフィールデータ

作家 新川帆立「麻雀は手のかかる彼女みたいな存在です」【マージャンで生きる人たち第39回】

名前 新川帆立(しんかわほたて)
生年月日 1991年
職業 ミステリー作家
出身地 アメリカ・テキサス州
血液型 AB型
趣味・特技 ぶらり旅、ラーメン
本人公式SNS Twitter
Instagram
プロ入会年 2015年
主なタイトル 麻雀最強戦2021 著名人最強決戦

経歴

東京大学法学部から同大学法科大学院へ
2015年:24歳で司法試験に合格、その後最高位戦日本プロ麻雀協会に入会
2017年:弁護士登録、大手法律事務所に入る
2020年:著書「元彼の遺言状」で第19回『このミステリーがすごい!』大賞受賞

本名に「帆」の字が含まれており、電話で名前を説明する際には必ず「帆立のホです」と話していたことから、ペンネームを「帆立」にしたという新川さん。出身地はアメリカ・テキサス州ダラスとのことだが、1歳になる前には日本に帰っていたのでアメリカでの記憶はないという。

新川帆立さんの活動

高校生の頃に義務感で手に取った夏目漱石の作品だったが、「吾輩は猫である」を読んだ時に、「自分もこういう小説を書きたい」と思ったという新川さん。その後東京大学に入り法学部へと進む。小説家志望であるにも関わらず、法学部へ進んだのは「作家になるには長期戦になるから、その間も生活に困らない国家資格を」と考えたからだという。司法試験に合格して弁護士になったものの、仕事の厳しさにモチベーションがついていかず、法律事務所勤務はすぐに断念。企業の法務部に在籍しながら、執筆活動に励むことになった。憧れもなく、生活のために選んだ法曹の道だが、そこで得た経験や人とのつながりが、結果としてデビュー作にして大ヒットとなる名作を生み出した。詳細のインタビューはこちら

作家 新川帆立「麻雀は手のかかる彼女みたいな存在です」【マージャンで生きる人たち第39回】

新川帆立さんのおすすめ動画

神奈川・東京・千葉で約40店舗を運営する書店「有隣堂」の社員が、新川さんの作品や経歴についてインタビューするのだが、この社員(画面ではマスコット)のツッコミが作家に対するものとは思えないほど毒を含んでいて、思わず笑ってしまう。自社のチャンネルのことを「登録者数3000人の弱小書店のクソチャンネル」と表現したり、新川さんの経歴を紹介した後に「この人物がすごい大賞だろ」と皮肉ったり。動画では、これらの毒舌に対しても笑顔で答える新川さんの人柄がにじみ出ている。

新川帆立さんと麻雀

高校時代は全国高校囲碁大会にも出場した新川さんだが、囲碁部の部室では麻雀を打っていたという。校風が自由だったことから黙認されていたそうで、ここで麻雀の楽しさを覚えていった。東京大学では囲碁部には入らず、麻雀店でアルバイトを始めた新川さん。多い月には150半荘以上は打っていたというから、その入れ込み具合がわかる。大学卒業後、司法試験を目指して法科大学院に進学し、その間は麻雀から離れた。しかし24歳で司法試験に合格した後の修習期間中に最高位戦日本プロ麻雀協会のプロテストを受けて合格、リーグ戦にも出場した。

新川帆立さんの麻雀の実力-強さ-打ち方

放送や配信対局の出場経験がほとんどない新川さんの雀風には未知の部分も多いが、麻雀最強戦2021に出場したときの新川さんは、タンピン形を目指しながら、手役よりも受け入れの広さを優先させる打ち方を見せていた。また、鳴けばトイトイ1シャンテンとなる役牌を鳴かずに、安全牌として抱えながら進行する堅実さも持ち合わせていた。

新川帆立さんの対局時の様子

麻雀最強戦2021 著名人最強決戦A卓 2021/5.15

東1局、両面ターツ2組の1シャンテンとした新川さんだが、ここで足踏みが続いた。その間に先制リーチされるが、新川さんも追っかけ。最後のツモ番で高目のドラを引いて、裏も1枚で2000・4000の好発進を決めた。東3局で満貫を放銃して迎えた南3局、2巡目でリーチしたもののアガれず、3着目でオーラスへ。新川さんの一人テンパイで、1~3着が3700点差の大接戦。1本場では新川さんが一気通貫を完成させシャンポン待ちのテンパイ。くっつきで両面待ちに切り替えたところを放銃してゲームセット。敗退となったが、十分に見せ場を作った。

怒涛のアガリで影を踏ませぬ圧勝!2019最強位の将棋棋士 鈴木大介さんがファイナル進出!/麻雀最強戦2021 著名人最強決戦

SNSでの評価・評判

Twitterを利用して、読了した作品についての感想を残すユーザーも少なくない。新川さんの『元彼の遺言状』も例にもれず、たくさんのマイ書評にあふれている。

おもしろかったという意見が圧倒的なのは当然として、多かったのが「一気読み」というワード。もちろん、それだけハマった読者が多いということである。

「元彼の遺言状」が映像化された場合、主人公にはどの女優がふさわしいかについて記したツイートも登場している。

新川さんが元プロ雀士だということを知っている人もかなり多いようだ。

新川帆立さんのニュース・こぼれ話

アメリカに引っ越し

麻雀最強戦に初登場した新川さんだが、2021年6月中旬にアメリカへ引っ越していたことが分かった。夫の仕事の都合ということだが、幻冬舎の公式ウェブマガジンで新たに始まったエッセイ連載『帆立の詫び状』で、アメリカンライフを楽しむ様子や、ワクチン接種における日米の違いについて書かれている。新川さんが放送対局に再び登場するのは、しばらく先のことになるのだろうか。

将来的には麻雀小説を

デビュー作「元彼の遺言状」は大ヒットを記録したが、新川さんは続編に取り掛かっている。そして、将来的には麻雀小説を書く意向もあるようだ。男性作家が多いミステリー小説の世界で、ほかの人ができないことをテーマにしたいという新川さん。女性作家による、女流プロ雀士が主人公のミステリー小説-。作品完成が楽しみだ。

第19回『このミステリーがすごい!』大賞 大賞受賞作『元彼の遺言状』


宝島社/価格:1540円(税込)/判型:四六判

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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