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もっと勝つための現代麻雀技術論 第8回 「見逃しの考え方」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第8回 「見逃しの考え方」

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見逃しの考え方

 テンパイにとらないのがよりよいテンパイへの手変わりを目指すためであるように、見逃しの目的はよりよい手であがるためですから、見逃しは、「アガリとらずの手変わり待ち」とも言えます。テンパイから手変わりを待つことですらそれほど多くないのですから、見逃しをすることはさらに稀です。

 しかし稀であるからこそ、「見逃した方がよいケース」は見落としがち。前回申しましたように、あがっているということは「リスクを回避してもリターンがある局面」ですから、リスクの高い見逃しという選択はなおさら盲点になります。

 見逃しが有利になる例は、「現麻本」講座4で取り上げましたが、他にあるのが、「手変わり待ち有利な序盤の安手役有り単騎待ち」でアガリ牌が出た場合。序盤で単騎のチートイのみをテンパイしていてダマでが出たら見逃します。この時点で見逃しても手変わり待ち込みで5割程度はあがれそうですし、リーチしてあがった場合の打点はダマでロンした場合の3倍以上見込めるので、アガリとの比較でさえ現状のテンパイの方が勝るというわけです。

 

見逃しが有利なら例外的に安目拒否もあり

 第2回で申しました手作りの基本、より「よい手」を目指すというのは、あくまで「よい手」になる受け入れを増やすという意味であり、「イマイチな手」になる受け入れを減らすという意味ではありません。「イマイチな手」になる受け入れであっても無駄ツモよりはましなので、「よい手」になる受け入れが増えてないのに受け入れ自体が減るのは単純に損です。

 しかし、安目が出てもあがらないのであれば、安目は不要どころか、同巡に高目が出てもあがれなくなるデメリットだけが残り、「無いほうがまし」な受け入れになるので、例外的に高目の受け入れが増えなくても受け入れを狭める選択があり得ることになります。

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 例えばこの局面。高目ならトイトイ三暗刻発赤で跳満(18000+900)、安目は発赤で40符2翻(3900+900)。打点が約4倍違うとなると、「安目アガリ」より、「現状のテンパイ」の方がよいのでここで単騎に受けます。は比較的アガリやすく、高目の枚数は同じでも、「高目の受け入れが増えている」とも言えるのでなおさらですね。

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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