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もっと勝つための現代麻雀技術論 第55回 「面子候補十分と面子候補オーバー④」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第55回 「面子候補十分と面子候補オーバー④」

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 引き続き面子候補十分と面子候補オーバーの比較。今回はドラ、手役等打点が絡んでくる問題です。

 これまで申してきましたように、良形テンパイになる受け入れに差がなければ面子候補十分に受ける方がアガリ率で勝りますが、大差がつくわけではありません。

 よって、打点差があれば基本的に打点が高くなるように受けます。ここでもやはり、より「よい手」優先です。

 ドラ

 受け入れが広いのは面子候補十分に受ける打ですが、ツモで一通確定の1シャンテンを逃します。

 打とした場合も456三色は残りますが、三色が確定するのはツモのみなので一通が残る方が「よい手」です。

 一方、一通を残してを落としても、ツモは役無し1シャンテン。

 それなら、面子候補オーバーになりますが打とする方が、一通か456三色がつくという、より「よい手」になる受け入れで勝るので有利です。

 面子ができるツモによって、落とす面子候補が変わるのであれば面子候補オーバーに受けるのが有力と言えます。

  よく、「落とす面子候補を選べないなら面子候補オーバーに受ける」と言われますが、この表現だと、第51回の最初に取り上げたような面子候補が全て良形の手牌で、「どれも良形で選べないから面子候補オーバーに受ける」のような誤解を招く恐れがあります。

 面子候補オーバーに受けるのは「選べない場合」ではなく、「後々選べることが明確にメリットになる場合」です。

 ドラ

 打が最も広いですが、456三色1シャンテンになるのはツモの3種12枚なので、より「よい手」になる受け入れ枚数で打や打に劣ります。

 これも456三色と一通の両天秤にできるので、打と面子候補オーバーに受けたくなりますが、実は打としても、面子ができて1シャンテンになると必ず一通がつくので、2翻役がつく受け入れ枚数に差がありません(4種16枚)。

 それなら、ツモのリャンカンが残る分手広くなるので打有利と言えます。(打との差は、良形ができるツモで打として手広く受けつつ678三色を残せること)。

 手役がつく受け入れ枚数に差がつかないなら手広い方を選ぶ。あくまで、より「よい手」になる受け入れ優先と考えます。

 ドラ

 678三色があるのでリャンメンは残しますが、この場合はタンヤオもあり更に打点が高くなるので打より打とします。

 もしであれば、三色にならない場合は悪形タンヤオのみより、良形になる平和の方がより「よい手」。

 ツモだけでなくツモでも、ツモ以外は678三色になり、悪形リーチ三色の方がリーチ平和より「よい手」なので、678三色を残して面子候補オーバーに受ける打とします。

 ドラ

 「実戦編」で取り上げた、2シャンテンからの面子候補選択の中でも特に難しい問題。私は打を推しました。

 落としとの差は三色やドラ受けが残りやすい方が「よい手」であること、打や打や打との差はタンヤオも三色も崩れるツモよりタンヤオ高目三色が残るツモの1シャンテンの方が「よい手」であること。

 ドラを引けばメンゼンで満貫以上になるので、三色は567より678が残る方がよく、三色両天秤に受けるよりは受けが残る方がよいので、打や打より打がよいという判断ですが、皆様はどうでしょうか。

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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