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もっと勝つための現代麻雀技術論 第197回 「待ちの強さを考慮した押し引き」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第197回 「待ちの強さを考慮した押し引き」

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 第193回でも申しましたが、鳴き手の押し引き判断はリーチ者がトイメン、こちらの必要牌はリーチの非現物、つまり他家からそこまで鳴きが期待できない前提ですが、リーチ者が上家であればアガリ率も結構上がり、微妙なケースがやや押し寄りになる程度には影響があります。具体的には中盤の完全1シャンテンで期待値+250点程度です。

 リーチ者の現物待ちでテンパイなら、リャンメンテンパイで片側のみ現物、または悪形テンパイの現物待ちの場合は期待値+250点、リャンメンテンパイで両方現物なら+500点。テンパイなら元々押し有利になることが多いので、現物待ち等リーチ者以外からの出アガリが期待しやすいなら安手悪形でも何とか押せることが増えると言えそうです。

 鳴き手1シャンテンでリーチ者が上家以外の場合も、リーチ者の現物を鳴いてテンパイできる形ならテンパイ率が上がります。その他家がリーチ者の現物をツモったとしても必ず切るとは限りませんが、先にテンパイして現物待ちが残ることも考えれば、リーチ者が上家の場合と同程度に押し寄りになることが期待できます。

 34567の3メンチャンのような強い面子候補を含む場合。中盤で完全1シャンテンのリャンメン部分が3メンチャンになった場合、期待値として+400点程度押し寄りになります。鳴き手で他家から比較的鳴きやすいという条件と組み合わされば押せる領域が結構増えます。

 逆に受け入れが残り2枚以下の悪形がある場合、テンパイでも無スジを切る必要があるとなると多くのケースで降り有利だったので、1シャンテンではなおのこと押せません。

 同じ1シャンテンでも、「テンパイしやすいか、テンパイした場合どの程度アガリやすいか」で押し引き判断が大きく変わるのがこれらのことからもよく分かります。前回も申しましたが、テンパイしたところで押しづらい場合は、まずまず通るからといって切った牌で放銃することは避けたいですね。 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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