ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第176回「フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ 著:雀ゴロK その26」三限目 講座8 危険牌を切って高打点テンパイと、安全牌を切って低打点テンパイとの比較については、現麻本講座33で取り上げましたが、表のデータはアガリ率:放銃率の比率のみを掲載していたため、これだけでは実際のアガリ率、放銃率を求めることができず正確に比較することができませんでした。 10巡目に安全牌を切ってテンパイす...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第175回「フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ 著:雀ゴロK その25」三限目 講座7 悪形でも満貫テンパイなら、切る牌が無スジドラであっても基本は押し。今回はラス前でラス目なのでなおのこと押しますが、素点が戦績に反映され赤ドラに祝儀がある雀荘戦なら、残り局数が十分あるうちはリードしていても押すことが多いです。 をポンしたうえでドラまで勝負しているとなると、他家からは役牌をトイツ以上で...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第174回「フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ 著:雀ゴロK その24」三限目 講座6 「現麻本」では、ドラを切った場合の放銃打点は非ドラの場合の約1.5倍、放銃率は約3%増加。元々当たりにくい待ちの方がドラであることによる危険度の増加が大きいと書きましたが、これは元々使われにくい牌ほど、ドラだからという理由で残されることが多く、放銃した場合はシャボや単騎といったドラが固まっている手であ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第175回「フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ 著:雀ゴロK その25」三限目 講座7 悪形でも満貫テンパイなら、切る牌が無スジドラであっても基本は押し。今回はラス前でラス目なのでなおのこと押しますが、素点が戦績に反映され赤ドラに祝儀がある雀荘戦なら、残り局数が十分あるうちはリードしていても押すことが多いです。 をポンしたうえでドラまで勝負しているとなると、他家からは役牌をトイツ以上で...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第173回「フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ 著:雀ゴロK その23」三限目 講座5 1シャンテンからの押し引き判断については、「現麻本」では1シャンテン、テンパイ時に切る牌を無スジ2378(中盤の放銃率が7.5〜10%)としましたが、同じ無スジでも河によって放銃率が変わると判断できる場合は押し引き判断自体も変わります。今回はメンゼンで3〜4翻手が見込める完全1シャンテンなので、初手で...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第172回「フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ 著:雀ゴロK その22」三限目 講座4 リャンメン×2の1シャンテンでも、上家からチーできるのであれば、1巡あたりのテンパイ率が2倍になるので、講座2の手広いくっつき1シャンテンのような、1巡あたりのテンパイ率が約20%程度の手牌になります。今回はなおかつ鳴いて4翻あるのでこれなら対親リーチであっても押すところです。 (余談ですが、上家の...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第171回「フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ 著:雀ゴロK その21」三限目 講座3 「現麻本」や「天鳳本」で取り上げた押し引き判断は、現物相当の安牌が2枚あることを想定して、ベタ降りしたけれども放銃してしまう可能性を考慮に入れた基準になっています。実戦で対リーチの安牌が2枚というのは比較的少ない部類(現物以外にも大体通ると分かる牌があることも多い)なので、実際はもう少しベタ降りが成功...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第170回「フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ 著:雀ゴロK その20」三限目 講座2 面子手の1シャンテンは、2面子形(2面子1雀頭2面子候補)、ヘッドレス形(3面子0雀頭1または2面子候補)、くっつき形(3面子1雀頭0面子候補)の3つに分けられますが、面子や雀頭よりは面子候補の方ができやすいので、3つのうちでは2面子形が最も出現頻度が高いです。また、リャンメンはカンチャンやペンチャン...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第169回「フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ 著:雀ゴロK その19」三限目 講座1 中盤で他家1人からリーチが入っていてこちらもメンゼンテンパイ、切る牌は安全牌として追いかけリーチを打つものとします。この時自分がリャンメンテンパイならアガリ率:放縦率の比は約3:1、カンチャンなら約1.5:1となります。 カンチャンであっても放銃率よりアガリ率が高いのが意外に思われた方もいるかもしれ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第168回「フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ 著:雀ゴロK その18」二限目 講座17 14枚の組み合わせはある程度パターン化できるといっても、この形ならこれを切るというように単純に暗記するのは結構困難なことですし、手牌の形や局面が少し違うだけで判断が変わるケースに対応するのも難しくなってしまいます。着目すべきなのは何を切るかより、どのような手牌の価値が高いかであり、単純な受け入れ枚数...