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ネマタの天鳳日記 第101回

ネマタの天鳳日記 第101回

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 タンヤオがつかないメンツ候補よりはタンヤオがつく浮き牌。チートイツ2シャンテンでもあるので打とする手も考えられますが、ツモで良形メンツ候補が揃い567、678三色もあります。

 メンツ手とチートイツ。どちらかしかアガれないので、アガリに近い段階でよりよい手にすることを目指すという観点からは、アガリに遠い段階でどちらかに決めた方が有利になりやすいです。

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 西家はポン打カン打チー打。アガリに遠い形から他家を利する可能性もあるミンカンは考えにくいので、カンしてを切ったところで少なくとも1シャンテン。そこから更にチー打となればテンパイでしょう。

 しかも手出しが字牌なので結構待ちが絞れます。悪形残りならあたりは手変わりのためによりも残すのが自然なのでリャンメン待ちの可能性が高い。

 鳴き手でトイツをほぐしてまでを残すことも考えにくいのであたりも通りそうです。

 そしてマンズも、は通ると言えます。何故なら当たるとすればをチーする前がそれぞれ頭頭、頭頭の形だったことになり、くっつき1シャンテンにもかかわらずよりも字牌を残したとは考えにくいためです。

 鳴き手のテンパイ打牌が字牌なら、それまで切られた数牌をメンツ候補の一部とするような待ち(ソバテン)、浮き牌をメンツ候補にするような待ち(食いのばし)の可能性はあまり無いと言えます。

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 そうすると待ちの候補はの8本。形では3メンチャン固定の打ですが、通りやすいを切っても良形以上確定の1シャンテンに取れるならそれに越したことはないとみてから切ります。

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 先の図からが通ったので、残りスジは5本。東家はテンパイしていないことが多そうですが、西家にで放銃すればドラ絡みで5200以上は確定。テンパイしても更に勝負となると止めた方が無難でしょうか。

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 西家の現物待ち。4枚見えで実質悪形に近い。手変わり有り。待ちが絞れているので危険牌引きで降りることも考慮したい…とはいえ単純にカンドラ期待のリーチもありそうです。

 よくあるセオリーを覆す一手を実戦で選択したがる癖のある私は、ダマ寄りの条件が色々と重なるとこういうのはダマにしてしまいます。

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 最高の手変わり牌を引き喜び勇んでリーチしますが、残りスジ3本()なので実はだいぶ危険な牌。この手なら流石に押しとみますが、そうなると一つ前の残り4本の時点でを押してよかったかも怪しいですし、残り5本の時点でノーテンからを切ったのは押し過ぎだった感があります。

 西家は待ち。打の時点でリャンメン以上のテンパイ濃厚とは読んでいましたが、確信が持ちきれずノーテンや悪形テンパイのケースもそれなりにあるものとして押し引き判断をしていました。

 見た目以上に警戒すべき仕掛け、見た目ほど警戒しなくてよい仕掛けの区別をつけたうえで押し引き判断に反映させるのが苦手なのでこの辺りは今後の課題です。

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 結果は会心のアガリとなりましたが、実際は改心の局だったかもしれません。「アガったから正解」「振ったから間違い」で終わらせないようにしたいですね。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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