面子候補オーバーですが、を引いた時の受け入れを強くするためだけにドラのカンチャンを外すのは損とみて、直接の受け入れのロスが無い打
としました。
…打かカンチャン落としの2択と思い込んで、第3の選択肢である打
を見落としていました。
打北とした場合はツモでも直接の受け入れは増えませんが、ここでドラ
を引いた場合、
を残していれば打
で完全1シャンテンの形に受けられます。
ドラツモ以外も、ツモ
なら打
とする手があります。4連形ができるツモ
はともかく、ツモ
は
の中ぶくれ形なので打
はやりにくい選択ですが…
ツモと引きメンタンピン1シャンテンになったのでドラカンチャンを外しますが、この時
を残していればツモ
だけでなく、ツモ
でもテンパイする形になります。
(他に雀頭無し)。いわゆるウイングの形です。
だけだと
を残すメリットが薄いですが、
と2面子くっついていて他に雀頭が無い形なので、
引きで受け入れが広くなり強い1シャンテンになります。
打北とすると確かにツモで1シャンテンを逃しますが、先に
を引いた場合は、直接の受け入れは増えないとはいえ
を残していることがメリットになります。メンツ候補十分(5ブロック)に受けるのもメンツ候補オーバー(6ブロック)に受けるのもあくまで、「よりよい手を目指す」手段に過ぎないので、どちらを選ぶかはあくまで実際の手牌と局面に応じて判断すべきですが、シャンテンが進んだ時の受け入れだけでなく、1ブロック落とすことでよりよい手にするための浮き牌を2枚抱えることができるという観点からも、5ブロックに受けた方が有利であることが多いのではないでしょうか。