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ネマタの天鳳日記 第208回

ネマタの天鳳日記 第208回

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 からポンしてもドラ単騎なら満貫手まで持ち込めますが、他から仕掛けた場合はホンイツ目が残りを使わなくても満貫、を使い切れば跳満以上が見込めます。ほぼ鳴いて進める手であっても、「ここ以外から鳴いた場合はよりよい手になる」のであれば基本スルーがよいでしょう。

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 をツモってチートイツ1シャンテンになったところで上家が打。チートイツ1シャンテンとトイトイ2シャンテンの比較はよくありますが、トイトイ以外のメンツ手2シャンテンの比較になるのは少し珍しいかもしれません。ホンイツならチーもできるのでトイトイよりアガリやすく、ドラに頼らずとも満貫になるので鳴きの一手でしょう。

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 親リーチが入りましたが比較的通っていないスジが多く、この段階ならドラも通常無筋に比べてそれほど危険度が高いわけでもない。あたりが鳴けることもそこそこ期待できます。親リーチ相手となると1シャンテンからだと満貫手でも押しづらいことが多いですが今回は押してみました。

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 自分でをポンしているので残り4枚ですが、リーチの現物、筋待ちに受ける打もありました。ただし両スジのを切ってに受けても東家からは同テンでない限り出アガリがききます(もし同テンだったとしても、その場合は絶対に放銃しないうえにツモアガリの可能性が残るのだからむしろ悪くない)。リーチ者以外の他家がこちらのホンイツ仕掛けに全くのノーマークということもないでしょうから、ここは単純に枚数の多いリャンメンに受けた方がよいでしょう。

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 無事にツモアガって2000−3900。幸先のよいスタートとなりました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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