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ネマタの天鳳日記 第209回

ネマタの天鳳日記 第209回

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 先にを引けばアガリやすいシャボが残るのでここでドラを離す手もありますが、トップ目とはいえ東場で序盤ならタンヤオがつくとドラのくっつき1シャンテンになる方がよいとみてトイツ落とし。

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 ダマ40符3翻悪形テンパイなので手変わり考慮しなくてもリーチとの比較は微妙。それならイーペーコーがつくツモも込みで手変わりがそこそこあるのでダマにしました。

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 どちらかと言えばカンの方が場況的にアガリやすそうなので迷いましたが、リャンメン変化の多さでシャボに受けます。

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 中盤ダマ良形30符4翻もリーチとの比較は微妙。ツモで456三色もつくようになったのでここでもダマ続行。

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 狙い通り手変わりしましたが、ダマで高め跳満になり巡目も深くなってきたのですから、手変わりしたところでダマ続行がよかったでしょうか。心のどこかで、「ここまで育ったのだからきっとツモれるはず」というオカルト的願望が抜け切れてないのかもしれません。

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 しかし結果は安めながら一発でツモったうえに裏が乗って倍満。結果は単なる出来過ぎですが、打点上昇の観点からリーチするか微妙という程度の手牌であれば、こういったダマ特有のメリットを考慮に入れます。多くのケースで成り立つセオリーほど、セオリーを覆しうる要素自体は結構あるものです。

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 これでトップは盤石と思いきや…

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 18000でも逆転されないところを24000でまさかの逆転終了。さっきのが高めのなら、三倍満になっていたのでこれでもトップだったのですが。着順が1つ落ちただけなのですが、こういうのはどうしても相当ついてないような気がしてしまいます(笑)

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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