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ネマタの天鳳日記 第217回

ネマタの天鳳日記 第217回
ネマタの天鳳日記
2017年10月11日 20:00

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 オーラス。供託込みで1300−2600ツモでも逆転できる点数状況。配牌はアガリにまでかなり遠いですが、ドラさえ重ねれば逆転が見えます。安牌を残すためにをスルーする手もありますが、がトイツのまま真っ直ぐ手を進めても、1メンツ完成させてから安牌を抱えつつ進めるよりもアガリやすいとは言い難いので、役を確保する鳴きに関してはアガリに遠くても仕掛けていくことが多いです。

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 を安牌要員として抱えていましたがうまい具合に残した浮き牌にくっついて手が進みました。

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 役牌赤赤高め三色でドラが無くてもトップが狙える手になりました。ポンで済むなら後々降りればいいですが、ロンされるとラス落ち。他家のテンパイに対して切りきれずに降りるには惜しい手なのでここで先切りします。

 ただし、トップの価値が高いルールであればまだを引っ張った方がいいかもしれません。が重なれば三色にならなくてもトップというのもありますが、この巡目であれば生牌役牌は既に重ねられていることも多いもの。早い段階で他家に急所を鳴かれてテンパイに近づければそれだけ自分のアガリ率も下がります。

 「本当にアガりたい手であればむしろ絞るべき」という主張が時折見られるのはこのためです。絞ればその分放銃の可能性が高まりますが、放銃のリスクに見合うだけのアガリのリターンがある、あるいは放銃でも横移動でも結果に大差ない場合は、手牌の形を大きく崩すのでなければむしろ絞った方がよいと言えるのではないでしょうか。

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 南家からリーチ。ドラにラグがかからなかったこともあり、南家はドラを持っているとしても1枚止まりであることが多い。それならで放銃してもラスまで落ちることは少ないので押します。

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 安めツモ…ですがリーチ棒が出たので逆転トップになりました。南家は単騎のチートイツでした。

 確かにメンツ手であればよりが残されているのは若干不自然(1つ前の手出しが4巡目の。次巡のの方が西家北家に通るので安牌要員ならが残される。手出しでメンツ候補を切っていないので、メンツ候補を落とす最中にたまたまを残したケースもない。)です。はテンパイ直前に北家が切って3枚見えになっているので、残り1枚のスジ単騎よりは他の待ちを優先したと考えるといかにもチートイツがありそうです。

 メンツ手であればリーチ+1翻に裏1でも放銃でラスになりませんが、チートイツであれば裏が乗るとラス落ち。そう考えると1シャンテンの時点では、「メンツ手である場合に当たりやすい無スジ」であれば押すが、「メンツ手の場合は通りやすいが、当たるとすればチートイツの可能性が高い」牌については止めた方がよかったかもしれません。(単騎のチートイツも有り得ますが、と切ってリーチだと単騎が読まれやすいので、チートイツ狙いならから切られることが多いことから、相手の打ち筋次第とはいえ可能性としては低いとみる。)

 「一見通りそうな牌が当たる場合は理由があり、その理由は打点絡みであることが多い」というのも点数状況が関わってくるケースでは特に注意しておきたいところです。

この記事を書いた人

ネマタ
ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。1984年佐賀県生まれ。東京大学文学部中退。

サイト:現代麻雀技術論
著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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