ありあり
ありありでやろうよとか言うんですけれども、これはルール的な用語でございまして、喰いタンヤオ、中付け、後付け、裏ドラ、一発あり。全部ありありだよって。喰いタンなんか邪道だよとか言う人もいて、喰いタンはなしでやるよとか、あるいは後付けとか中付けも駄目って。完全先付けでやろうよとか、いろいろなルールの作り方はあるんですけれども、ありありとなると、だいたい自由というか、何を使って和了ってもいい。とにかく役があれば和了れますよと。フリテンリーチもいいですよとかいうところまで認めているありありというのが多いです。ですから、ありありと聞かれたら、全部何でも、和了ったときに役があれば和了れるルールなんだなと思っていただければ間違いがないかなと思います。
亜両面(アリャンメン)
聞いたことがない方も多いかと思いますけれども、亜両面(アリャンメン)というのは簡単なんです。これ、両面の状態ですね。、。両側で待っている。亜両面というのは、よく平和の手のときの立直のときによく見かけるんですけれども、もうすでに2枚持っているところが両面形になっているという形。こういう形。、。雀頭がないときに、途中経過でもそうですけれども、立直のときでもそうですけれども、亜両面を使うことが多いんじゃないでしょうか。
荒れ場(アレバ)
荒れ場は楽しいんです。楽しいけれども、つらいことも多いんですが、はい、満貫が出ました。はい、跳満が出ました。はい、4000オールです。はい、3000・6000です。はい、4000・8000です。はい、満貫ですと。何でそんなに高い手ができるのというぐらいに交互に和了り合ったり、一人の人がバンバン4000オール、6000オールなんてやっていて、場が非常に荒れ模様というか、荒れてしまう場です。荒れ場というのは、そういう華々しいというか、活発な、噴火し合う場のことを指します。
合わせ打ち(アワセウチ)
これは、今通った牌を、をポンされるんじゃないかなと思って持っていたら、誰かが切ってくれたと。合わせ打ちすると。あるいは、立直に対して、を通したいなと思っていたらを切ってくれたと。合わせ打ちすると。あるいは、誰かが一色をやっていて、筒子でやっていて、を切りたいなと思っていたら、を切ってくれたと。「合わせ打ちしておこう、今ならロンされないや」ということで、合わせて打っていく牌です。これを合わせ打ちといいます。
暗槓(アンカン)
自分が手の中で4枚そろえたときに、カンと言って、皆さんに開示するわけです。手の中でできているのでとかとか、手の中で4枚そろえましたよという表示をしながら開けること、これを暗槓(アンカン)といいます。
暗刻(アンコー)
もう言うことないですよね。もう皆さん、ご存じだと思いますが、手の中に3枚同じものがそろっているときに暗刻(アンコー)といいます。
暗刻落とし(アンコーオトシ)
今、この手をやっていたんです。
そしたら、親から立直がかかったんです。安全牌がないんです。数字の牌では安全そうなところがなくて、持ってきて、困ったなと。じゃあ、暗刻落とししようって。手の中にある3枚同じ牌を暗刻で切っていくこと。数字の牌でもいいんです。親にが通っていて、立直にが通っていたら、暗刻落とししよう、暗刻で切っちゃおうというお話。これが暗刻落とし。主に守備的な用語でございます。
安全牌(アンゼンハイ)
安全牌。安牌(アンパイ)。これは、イコール安全な牌です。場に対して安全だなと思われる牌を安全牌といいます。安牌ともいいます。簡単ですね。安全だなと思われる牌を指します。
一向聴(イーシャンテン)
一向聴とは。この手牌で解説しましょう。が入ってくれば、の待ちで立直がかけられたりしますけれども、一歩手前、つまり次にテンパイする1つ手前の形。次に何かが入ればテンパイするんだぞということ。でもテンパイしますね。が頭になって、を切ってもテンパイしますよ。でも。が頭になって、との待ち。このようにテンパイする1つ手前の形、次に立直かけられますよでもいいんですが、を門前でなくポンしていてもいいんですけれども、自分がの風でポンしていても、これはもう一向聴(イーシャンテン)。もう1つ入ればテンパイするぞということです。
一向聴地獄(イーシャンテンジゴク)
これは、この手牌はから、から、何が来ても立直をかけられます。から、から。なのに、ツモってくる牌。何だよ、かよ。何だよ、かよ。萬子だと思ったらかよ。索子だと思ったらかよというのがずっと続くんです。何でテンパイしないのって。こういうのを一向聴地獄。地獄なんですよね。すぐテンパイしそうだなと思っていたのに、入ってくれないの。イライラするの。そういうときは一向聴地獄、気を付けてください。振り込むもとになりますよ。これは余計なことでした。
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