卓割れ(タクワレ)
4人麻雀であれば4人、3人麻雀であれば3人がゲームしていますよね。そのうちの1人が、どういう理由であれ、もうできないんだよと言ったら卓割れです。もうその後、ゲームできませんから。4人でやっていたところが3人になってしまい、3人でやっていたところが2人になってしまい、卓割れしちゃったよ、つまんないな、もう終わりかよというときに、卓割れという言葉を使います。
竹屋の火事(タケヤノカジ)
竹屋というのは、竹やぶが焼けているような音、パチパチパチパチしている音ですけれども、よくポン・チー、特にポンですね。ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポンって、「ポンばかり、おまえ、するなよ。竹屋の火事みたいじゃないか」というような言い方をします。皆さん、竹屋の火事していますか?私はしています。
タコ
下手な人、下手な麻雀をする人のことをタコだなって言います。「何だよ、それ」みたいな。タコだなって言われた経験ありますか?別にタコじゃないのに言われる人もいるかもしれませんね。「タコだな、おまえ」という言い方。麻雀の下手な人のことを指します。
タコ和了(タコアガリ)
オーラスを迎えて、自分の順位のことを考えないで、ラスであろうと和了っちゃえ、ツモっちゃったからごめんねとか言って和了っている人いますけれども、そういうのをタコ和了。あとは、局面的にトップを狙える位置にいるのに、ロン。「そこを落としていけば逆転できるのに、おまえ、それタコ和了なんじゃないの」って。ただ意味もなく、意図なく和了ってしまう和了のことをタコ和了といいます。
タコツッパ
根拠も意味もなく、リーチかかっているのも全然気にしないで、パッパッパッパッとただ要らない牌を切っていく人いますね。タコツッパ。タコ突っ張りという言い方もしますけれども、「あー、あー、あーこの大事なときにタコツッパするなよ」って。もう見ちゃいられないな、みたいな。だって、こういう理由があるんだもんというならまだしも、要らないから切るんだよ。こういうのをタコツッパといいます。
タコ鳴き(タコナキ)
タコ鳴きは、考えが全くない。ただ2枚あるからポン。2枚あるからチー。ときには、ポン・チーしたおかげで手が遅くなる、テンパイが遅れていくような動きをするケースも出てくるわけです、考えていないから。そういうのをタコ鳴き。「おまえ、タコ鳴きばっかするなよ」って、イラッと来る人も出てくるかもしれませんが、それはそれで麻雀は面白い。タコ鳴きが出てくると、非常にダイナミックなやり取りが行われて、面白くなるんですが、なるべく皆さんは、ある意思を持って、考えてから動くようにしたほうがいいです。じゃないと、タコ鳴きって言われちゃいますよ。
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