<第9回μレディースオープン決勝大会>◇9日◇決勝大会◇東京・麻雀スタジオ
女性限定のタイトル戦「第9回μレディースオープン」(主催:麻将連合 協賛:ファイテン)の決勝大会が14日、東京の麻雀スタジオで行われ、水瀬千尋(日本プロ麻雀協会)が優勝した。
予選参加者120名以上から勝ち抜いた選手に、前年優勝の朝倉ゆかり(日本プロ麻雀協会)を加えた36名で行われた決勝大会の最終6回戦に残ったのは、水瀬千尋73.7P、大崎初音(日本プロ麻雀協会)67.3P、菊池智江(101競技連盟)63.4P、小宮悠(RMU)60.4P。
トップを取った選手がほぼ優勝という僅差の決勝となったが、東1局に大崎が立直ツモ一気通貫ドラ2の3000/6000を和了して大きなリードを取る。東3局に水瀬が親番で立直ツモダブ東で3900オールを和了。日本プロ麻雀協会所属の二人がリードしたままオーラスを迎える。オーラスはリードする水瀬と親番の大崎が6600点差の状況で大崎が七対子ドラ2のテンパイ。単騎で立直をしたがその後水瀬がタンヤオのカンテンパイに追いつき、大崎がを掴み決着となった。
優勝した水瀬千尋はμレディースオープン初出場での優勝となった。
優勝した水瀬千尋は「初めての参加で裏ドラがないルールをほとんど打ったことがなく、初回の予選ではなすすべがなく負けてしまい落ち込んでいたが、様々な人に教わるなどして自分なりに対策をたてて今日に臨んだ。今年の目標としてタイトルを取ることを挙げていたので、今日の優勝は本当に嬉しい」と喜びを語った。
【歴代優勝者】
第1回 川端 美雪
第2回 相澤 ミチ子
第3回 渡辺 洋香
第4回 東 由紀美
第5回 増田 有美
第6回 宮本 祐子
第7回 中月 裕子
第8回 朝倉 ゆかり
第9回 水瀬 千尋