最高位戦日本プロ麻雀協会の5年目以内の若手選手だけのタイトル戦、新人王戦が10日、開催され、関西本部の小田直人がトータル107.6ポイントで優勝、第46期新人王を獲得した。
今期の決勝には、山辺哲(本部:@Amaybe_m)矢田光司(本部:@redbulltenhou)小田直人(関西本部:@kuroko0907)稲川佳汰(東海本部:@1740_sk)、富谷友皓(関西本部)決勝に進出した。
5人打ちで1人ずつ抜け番となり5回戦(各者4戦ずつ)を行い、上位4名で6回戦目を行い優勝者を決する戦いとなる。
ベスト32を首位通過で唯一準決勝を戦わずして決勝に進出した関西本部の小田が1、2回戦を大きな連勝。3回戦は惜しくも2着だったものの更にリードを広げた。5回戦終了時点では5位の山辺が敗退となり、上位4人で最終戦が行われることとなった。
2位の矢田は小田と113.6ポイントの差を逆転するという条件、稲川、富谷には更に厳しい条件が強いられることとなった。
最終戦は矢田が意地を見せ6万点をこえるも、小田は2着をキープしてオーラスに突入。オーラス親番の小田は聴牌を取らずに伏せて決着。ノーテン罰符で3着にはなったがリードを活かして逃げ切った。
優勝した小田は「親番で大きなアガリを続けられたことがとても大きかったです」と勝利のポイントを話した充実した内容には解説の坂本大志、去年の新人王岩澤圭佑も太鼓判を押した。
最高位戦の新人王戦は入会5年未満、年齢35歳未満の選手に参加資格が与えられる。(1年目のみ年齢制限無し)
歴代新人王
第37期 酒本 崇人
第38期 友添 敏之
第39期 川村 俊平
第40期 前田 和也
第41期 鈴木 隆将
第42期 平野 透
第43期 小池 諒
第44期 松井 夢実
第45期 岩澤 圭佑
第46期 小田 直人
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