日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「雀王決定戦」最終日(全4日20回戦)が11月5日に行われ、浅井堂岐がトータル98.6ポイントで優勝。初の雀王戴冠を果たした。
3日目終了時点では浅井と松本が僅差、渋川、仲林も3トップ、並び次第では2トップでもで十分に優勝のチャンスがある状況。協会ルールとしてはかなりの僅差で最終日を迎えた。14回戦、15回戦で各選手が浅井を苦しめた結果のポイント状況となった。
18回戦は渋川と浅井が僅差のトップ争いに。渋川がドラドラの先制リーチでトップを取りに行ったが…
なんと浅井のカウンターが炸裂、渋川から8000のアガリで大きく抜け出して18回戦もトップを獲得した。これで3者全員と200ポイント近くの差をつけ大きく雀王に近付いた。
19回戦は松本がトップを獲得、浅井は3着で凌ぎ最終戦を残してのポイント差は130ポイント。トップラス+5万100点差が松本の優勝条件となった。
20回戦、北家スタートの浅井は各者の親番を着実に消化していく。
松本に残された条件は役満ツモ、3倍満直撃条件。条件を満たす聴牌は入らずに流局、初の決定戦となった浅井が優勝、初の雀王戴冠となった。
優勝した浅井は「人生で一番うれしいです。まだ今自分がどれほどの事を成し遂げたかというのは実感が無くて、対局相手の3人がとても注目されている選手達で、今回たくさんの人に注目されたのはそのおかげでもあると思います。(小倉孝以来のA1初年度での雀王戴冠について)僕はA2リーグに6年間居て、そこから昇級、そして今年のあっという間の優勝で自分でも信じられないような駆け上がり方ですね。僕は読みにたけてるタイプでもなく、後方から打点を作って押し返すスタイルが今回はハマってくれたという所ですね。ここで勝ったからには雀王として責任をもって更に研鑽を積んでいきたいと思います。」と戴冠の喜びを嚙み締めた。
第21期雀王を獲得しました!!
— 浅井堂岐 (@taka12taka24) November 5, 2022
決定戦に出場した3名を初めとした、僕に関わってくれた全ての皆様のおかげです!
これからさらに研鑽を積んでいきます。
ご視聴いただきありがとうございました!!! https://t.co/tSMQQ1Rrps pic.twitter.com/S085hliWa8
雀王決定戦届かずでした。
— 松本 吉弘 (@yoshihiro_npm) November 5, 2022
最高に苦しいけど最高に楽しかったです。
あと少しのとこまで掴みかけたけど、この後少しがめちゃくちゃ遠かったです。
いつか頂点を手に入れる為に日々精進します。応援してくれた方、ご視聴、ありがとうございました!
浅井さんおめでとうございます!#雀王決定戦
悔しいけど、倒しても倒しても復活してきて完全に力負けでした!!
— 渋川難波? (@sibukawarou) November 5, 2022
浅井君おめでとう!!
長時間のご視聴応援ありがとうございましたー!! https://t.co/MPLj7eWiFh
浅井くんおめでとう!
— 仲林圭 (@jagabayashi) November 5, 2022
めちゃくちゃ悔しいけど、本当強かった!
また一年勉強し直して、再度挑戦します!
長らくのご視聴、ご声援ありがとうございました? https://t.co/QoL8QaFmxA
最終成績
歴代雀王
第1期 土井 泰昭
第2期 鈴木 達也
第3期 尾崎 嘉紀
第4期 鍛冶田 良一
第5期 須田 良規
第6期 鈴木 達也(2)
第7期 小倉 孝
第8期 鈴木 達也(3)
第9期 鈴木 たろう
第10期 鈴木 達也(4)
第11期 鈴木 たろう(2)
第12期 鈴木 たろう(3)
第13期 鈴木 たろう(4)
第14期 木原 浩一
第15期 角谷 ヨウスケ
第16期 金 太賢
第17期 金 太賢(2)
第18期 堀 慎吾
第19期 矢島 亨
第20期 渋川 難波
第21期 浅井 堂岐