2月13日(水)20時より、手牌14枚の中からどの牌を打牌するかを問う「何を切る(何切る)」を利用した『なにきる大会』が開催されます。
企画したのは北海道在住の学生・どなるどさん(@ddddddd0708)
麻雀ウォッチでは、告知の協力や賞品の提供などで『なにきる大会』に協力いたします。
大会公式Twitter:@NanikiruFight
第4回目の協力者発表は、天鳳歴代最強クラスの雀士・シュートさん(天鳳アカウント:一蓮峻潤、shoot39)のインタビューと、企画に協力してくれた方々全員を改めて発表して終わりたいと思います!
シュートさんインタビュー
一蓮峻潤というアカウントで東南戦3000戦以上、安定段位ランキング1位のシュートさんにもなにきる大会に協力をしてもらいました。シュートさんには通常問題の全問監修とアディショナル問題の回答を担当して頂きました。
①シュートさんの麻雀人生と麻雀で意識していることなど
②麻雀プロ関連について
③なにきる大会について
の3つについて聞いてきました!
①シュートさんの麻雀人生について
-----まずシュートさんが麻雀を始めたのは何歳頃だったのでしょうか?
15歳の時に友達に誘われて打ったのが最初で、本格的に打つようになったのは16歳の時。飲食店のバイト先で麻雀が流行っていて、大人がやってる所にまぜてもらってやってたんだよね。最初は負けてたんだけど同じバイト先の強い大学生にドラ爆教えてもらって勝てるようになった。
-----ドラがあったら最速でアガリにいく、ということですか?
いや、手積みだったから積み込みを教えてもらったってこと(笑)その時にフリーとかに行き始めた。フリーは全自動卓だったし、普通に打ってたよ。
-----積み込みとかある時代だったんですね(笑)メンバー経験とかはあるんですか?
メンバーだけやっていたのは18~21歳くらいまでだったかな。そこで井出さん(井出洋介プロ)に麻雀を教えてもらってた。その時に飯田正人さんとも打ったりしてたよ。
-----当時麻雀で一番大事にしていた部分は何ですか?
とにかく昔は基準がなかったから、押し引きとかに関しては簡単に計算してやるようにしてたな。その中で満貫を作るのが大事って思ってたから、そこは意識してたかな。降りとかでは、当時は危ないって言われていた、「安パイがない時に端っこの暗刻牌をきっていく」とかは井出さんに教えてもらっていたからずっとできていた。あとは自分の手牌と捨て牌を照らし合わせて読みに役立つようにしてた。効率のいい切り方している時に特徴的な捨て牌になることあるじゃん。その時の手牌ってある程度決まってるはずだから、そういうの覚えちゃって読みに役立てるようにこの時からしてる。これは今でもやってる。
-----以前おっしゃっていた、こういう(下図)状況ですね。
(上家チー打)
そうそう。これ上家は序盤の捨て牌で萬子が手牌にないorあっても1ブロックって分かるよね。そこから手出しでが入った後にカンでチーして打。これって結構 or の形が手牌の中にあることが多くて、索子で両面ターツができたから切ったって感じが多いんだよね(例:ツモここから打)。こういうのってその場で考えても分かるんだけど、自分が上家のような手牌をもらって切っていく時に気づくことがおらは多いんだよね。だからそういうの自分が打ってるときに覚えちゃって、読む時に役立ててる。
-----そうなんですね。やっている方はいらっしゃるでしょうけど、まだまだ広まってはいない考え方な気がしますね!僕も真似してみようと思います。話を戻しまして、22歳からも麻雀は同じように毎日打ち続けていくんですか?
22~37歳くらいまでは他の仕事しつつ、麻雀はぼちぼちって感じかな。それでも1年2000半荘以上は打ってたと思う。特に20代前半は東天紅っていう、1局精算麻雀のほうが半荘戦よりよく打ってた。そこで牌効率とか、ポンを意識した鳴き効率について考えて成長できたとは思ってる。37歳以降は仕事で忙しくなったのもあって天鳳始めるまで本当に一切麻雀打たなくなった。
-----天鳳はいつ頃からはじめたのでしょうか?
40歳の時、たまたまキンマ(近代麻雀)を読んだら渋川(難波)プロの記事が「天鳳10段出身、渋川プロ!」みたいな感じで載っていてそれで興味もって始めた。それが7年前で、打ち始めた時はshoot39ってアカウントで打ってたんだけど、やっぱり3年間打っていなかったから最初は色々忘れてた。でも打ち続けてたらなんとか天鳳位昇段戦までいったんだけど、そこでラスって転げ落ちた(笑)で結局天鳳位になるまでは続けようと思って、今までずっと打ってる。麻雀の技術的なことに関しては天鳳を始めて昔より鳴くようになったくらいで、大きく変わったところはないかな。でもやっぱり牌譜機能が便利で気になったところとかチェックできるから天鳳いいなって思う。
-----そして今は8回目の十段坂挑戦中ってことですね。ここまでシュートさんの麻雀人生など色々なことについて聞けて本当に面白かったです!麻雀の技術的なところでずっと大事にしていることって何でしょうか?
おらはなんだかんだ最後まで押せる手を作る感じで手組みするのを一番大事にしてやってきたな。もちろん速度感も大事にしているから正確にいうと「一番効率の良い攻めをするイメージで手組みする」ことを大事にしているのかな。そうしたら押し引きも楽になっていくんじゃないかと思っている。
-----ありがとうございます。天鳳位に昇天応援しています!
ありがとう(๑>◡<๑)
②プロ関連について
-----シュートさんは麻雀プロの方達と麻雀打つ機会などはあるのですか?
最近は仕事忙しくて打ってないんだけど、ちょっと前はたまに打つ機会あったよ。若い頃は結構仲のいい人がプロだったから打つ機会あったんだけど、最近はそんなにない。
-----Mリーガーの方たちとも交流があったりするんでしょうか?
交流あるってほどじゃないけど、ちょっと前まではたまにセットすることはあったかな。
-----なるほど。ではシュートさんが今まで会った中で一番強いと思う麻雀プロは誰でしょう?
飯田正人さんがめちゃくちゃ強かったと思ってる。最高位決定戦が行われているようなお店でおらが働いてたから、その時に見かける機会が結構あったんだけど、いつも勝ってた。あとはとにかくみんなに礼儀正しい人だった。そういう部分を含めると出会った中で最高のプロの一人なのは間違いないと思う。
-----飯田正人さんは強いだけじゃなく他の部分でも尊敬出来る人だったんですね。シュートさん自身のプロ入りの可能性についてお願いします!
正直ないかな。仕事も忙しいし、天鳳位になるまで天鳳打ってたいし。あとは麻雀e-sou(イーソー)でアルバイトしたいんだよね。10代後半から仲良くしている人がやっているお店で、働いてみたいなって。こんな感じでやりたいことはたくさんあるから今の所プロ入りは考えてないな。
-----そうなんですね。では僕もシュートさんがまずは天鳳位になることを楽しみにしていますね!
③なにきる大会について
-----最後に今回のなにきる大会について一言お願いします。
他の人も言ってるけどさ、問題難しいよね(笑)難しい通常問題とか5人全員の意見一致したんでしょ、意外と一緒になるもんなんだね。これくらい難しいと15分で7,8割の点数が取れていれば十分すぎると思う。個人的に満点でるかは興味ある。参加してくれた人たちみんなが楽しんでくれたら嬉しいなって思ってます。
-----本日はありがとうございました!
【シュートさんの主な実績】
・天鳳の東南戦3000戦以上の安定段位ランキング1位
・天鳳の十経験回数最多の8回
◇協力者まとめ
全問監修&アディショナル問題回答:ネマタさん、太くないおさん、シュートさん
通常問題一部最終チェック&アディショナル問題回答:中嶋隼也プロ、山田独歩プロ
企画協力:麻雀ウォッチ様、にゃすびさん(川崎たかしプロ)、こがらしまるさん
大会公式Twitterのプロフィール画像イラスト:かつどんさん
牌姿画像ジェネレータ:2334ちゃん(作成者うめゆき@刮目党さん)
景品協力:麻雀ウォッチ様、CーEGGの角田真吾様、中嶋隼也プロ
以上の皆様に協力して頂きました、改めて御礼申し上げます。この第4回をもちまして協力者発表は終わりです。
第1回協力者発表「ネマタさん・大会詳細編」
第2回協力者発表「太くないおさん・中嶋隼也プロインタビュー編」
第3回協力者発表「山田独歩プロインタビュー・景品編」
もなにきる大会のタグより簡単に確認できますので是非ご覧ください。今までご覧くださった方々本当にありがとうございました!
大会は2月13日20:00に大会TwitterアカウントでURLをツイートしますのでそこから参加してもらう形になります。事前登録など必要ありませんので、気軽にご参加ください。詳細は第1回協力者発表をご覧ください。
なにきる大会プレテストを公開中!
質問等があればtwitter(@NanikiruFight)までご連絡ください。
皆さんの参加を心よりお待ちしております!!