こんばんは、まろちょふです。
今日は10/21(土)に麻雀スリアロchで放送された第16期雀王決定戦2日目での角谷ヨウスケプロの一打を紹介します。
対局者は角谷ヨウスケプロ、鈴木たろうプロ、田内翼プロ、金太賢プロ。全4日20半荘に渡る戦いの6回戦目の東2局を振り返ります。
ドラは。東1局に鈴木たろうプロが2000・4000をアガりリードしている状況です。
この一局の牌譜はこちら。
4人の配牌はそれぞれこのような形。
親番の金プロと北家の田内プロの手牌はそこそこまとまっていますが、鈴木たろうプロと角谷プロの手はドラがなく形も悪いと言えるでしょう。
金プロは順調に手が進行します。
を引いて246のリャンカン系ができました。面子構成を考えると素直に字牌を切りたい場面ですが・・・
角谷プロは打を選択。役牌を重ねてのホンイツを目標とした一打です。
その後を引き、ホンイツに向けて充分な手牌に。
鈴木たろうプロはやや守備を意識したソウズのホンイツ、あわよくば七対子を狙った進行です。
田内プロはメンゼンでの立直手順に。
場が動き出したのは7巡目。角谷プロがをチー、(隠れていますが)をポンして ポンチー という形のイーシャンテンに。
鈴木たろうプロもドラ色のソウズに寄せてをポン。他家を威圧しにかかります。
そして局面は終盤に。田内プロがドラを重ね、カンと受けのイーシャンテンに。
そしてを引きリーチ。ソウズ染めの鈴木たろうプロがいるにもかかわらずこのがなんとリーチ時点で山に4枚!
を二枚ともスルーして門前で進行していた金プロがなんとを一発キャッチ。三面張と両面のイーシャンテンだけに、放銃は時間の問題か・・・
ホンイツのイーシャンテンの角谷プロ。ワンチャンスのを選択します。
そして金プロ。なんとを重ねます。田内プロの切り順を見ての方が通りやすいと判断して打。
このを角谷プロがポンして待ちの3900聴牌。
そして金プロ、を引き入れてタンピンの聴牌。を切れば高め三色になりますがここはさすがに角谷プロに危険と判断し、打のリーチとしました。
渾身の金プロの追いかけリーチでしたがリーチ後1発目のツモは。角谷プロへの放銃となりました。
あがりへの道と打点を4者それぞれが追った見応え溢れる一局でした!