映画『麻雀放浪記2020』遂に4月5日（金）公開！斎藤工さんのJ:COMスペシャルインタビュー「プライベートではオンラインで色々な地域の方と麻雀で戦っています」

斎藤工さんスペシャルインタビュー

ー本作はどのような映画なのかをお聞かせください。

斎藤工さん「コンプライアンスの重視で映画がどんどんマイルドになっている現在、白石和彌（本作の監督）というフィルムメーカーがいかに戦っているかが分かると思います。裏を返せば、この映画が目立ってしまうくらい今は不自由でもある。もう平成が終わろうとしていますが、昭和という時代の象徴・坊や哲という主人公がタイムスリップしてきた時に、現代だからこそ濃くなっているアナログ的なものとの化学反応で、現代人も彼に触れることで何かがよみがえってくる。そんな映画になっているのではないかな。」

ー役として“麻雀”での死闘を繰り広げておりますが、斎藤さんはプライベートでも麻雀をされますか？

斎藤工さん「小さいころ家族で麻雀をしていました。そこからブランクはあるんですけど、『スナック』という作品をきっかけに麻雀の先生がついてくださって、色々なところで麻雀の指導をしてもらって、そのあたりからまた、僕の中でも麻雀の熱が再燃して、今回に流れ着いたという感じです。劇中ではオンラインゲームを使って機械と戦いますが、プライベートではそれ以上にオンラインでいろんな地域の方と戦っています。」

ー『麻雀放浪記2020』の劇中で、斎藤さん演じる坊や哲がふんどし一丁で麻雀を打つシーンが評価されて、「ベストフンドシストアワード2019」で期待の新人賞を受賞されましたが、ご感想を教えてください。

斎藤工さん「評価した方は、映画をご覧になったんでしょうかね（笑）。僕的には斎藤工じゃなくて坊や哲がいただいた賞だと思っています。」

ー数多くの趣味をお持ちの斎藤さんですが、今一番熱中している趣味を教えてください。

斎藤工さん「写真を独学ではあるんですけど本気でやろうと思ってます。きっかけは、KinKiKidsさんです。以前映画の番宣で出演したKinKiKidsさんのバラエティの番組の中で私物のカメラを使って撮影させてもらったんですよ。その写真がKinKiKidsさんの記念シングルのジャケットになったんです。そのあたりから本気で向かい合いたいと思いました。」

ー写真はどのような活動をしているんですか？

斎藤工さん「「フィガロジャポン」という雑誌で現在連載をさせていただいて、色々な方を撮らせてもらっています。昨年末にルーブル美術館に写真が展示されるということになって、しかも賞をいただいたんですけど、日本の誰も知らないんですよ！
でもその一方で、今日（2/12）フンドシアワードの新人賞をいただくというギャップが今僕のバランスを保っている感覚がありますね(笑)」

ー斎藤さんが注目しているテレビ番組を教えてください。

斎藤工さん「今一番意識しているのはスポーツの生中継ですね。ずっとやってきたのはサッカーなんですけど、その時期に盛り上がっているフィギュアだったり、テニスだったり、野球だったりをテレビでよく見てます。スポーツの筋書きのないドラマの生まれ方って…なんか僕たちの職業が敵わないものなんですよね。なので僕はスポーツが一番ライバル視したいジャンルです。絶対に“録画して後で見ればいいや”ってならないのがスポーツですね。」