麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2018」は1月29日に、EX風林火山 対 KONAMI麻雀格闘倶楽部 対 セガサミーフェニックス 対 UNEXTパイレーツ の対戦が行われた。
第1試合は、Piratesから小林、フェニックスから魚谷、風林火山から滝沢、麻雀格闘俱楽部から寿人の対局。
滝沢が東2局、親番寿人とのリーチ対決に競り勝ち、寿人から満貫を出アガり好調なスタート。
しかし寿人が東3局1本場に跳満、東4局に満貫をアガリ、滝沢への満貫放銃をものともしない状況に。
寿人がトップ目で南入、ツモられて厳しい点棒状況の親の魚谷がリーチをかけるも小林の700・1300にかわされゲームは南2局へ。
この南2局寿人の親番で寿人が2600オール、2000オールと立て続けにアガり49700点持ちに。
南2局3本場、滝沢が満貫をアガり寿人の親を蹴って南3局、小林の親番。
寿人からリーチ・赤1の3900をアガって親番続行南3局1本場。
ここまで幾度もリーチを掛けてきたが実らなかった魚谷。再び待ちのリーチ・三色でリーチをかけるも、小林が魚谷のアタリ牌を吸収しテンパイ。を切って単騎チートイツで追いかけリーチ。
結果は小林のリーチ・ツモ・タンヤオ・チートイツ・ドラ2の6000オール。ここで寿人を捲りトップ目に。
南3局3本場。寿人がドラ表示牌のでリーチ。すぐに魚谷が待ちのピンフ・赤1のテンパイで追いかける。今度こそ魚谷のアガりかと思われたが、魚谷が寿人のアタリ牌を掴む。
寿人のリーチ・赤1・ドラ2で満貫の放銃。魚谷のぐっと食いしばるような表情が視聴者の胸を打った。
魚谷の点棒は箱下の-9200点に。寿人はオーラスで小林と2500点差のトップ争いへ。
オーラス6巡目、小林がアガればトップのリーチ・赤1で滝沢から2600を討ち取り、寿人とのトップ争いに勝利した。
Piratesはこのトップで3位に浮上した。
小林は試合後のインタビューで「残り10戦ほどでこんな1着順差に5チームもいるとは予想もしてなかったのですが、今から半荘10回が始まる、平たい状況だと思って今日は臨みました。南3局の親の跳満ですが、を切ってリーチしたのは、場にが2枚切れでが通っていたので、の方が若干安全だったのと、魚谷さんにが切られていたので、は危ないと思ったので、安全度と待ちの強さを考慮し、単騎としました。Piratesファンの皆さんにはハラハラさせる展開ですけれども、ようやく3位まできました。まだポイントもマイナスですので、しっかり打って行きますので応援よろしくお願いします。」と語った。
1位:小林(Pirates)+65.2
2位:寿人(麻雀格闘倶楽部)+25.1
3位:滝沢(風林火山)▲21.1
4位:魚谷(フェニックス)▲20.2
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