麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン23日目の対局が11月13日(金)に開催された。
第1試合
第1試合は勝又、小林、前原、松本の対戦。
東2局、親の勝又が前原との2軒リーチを制して12000のアガリで一歩リード。
その後小林が5200、3900とアガリを決めて点差を縮める。
東4局 松本がホンイツの仕掛けて満貫のアガリ。前原はここも放銃にまわり厳しい立場となった。
南1局 勝又が自然な河でのホンイツを決めて12000。更にリードを広げることに成功した。
南2局では小林が平和・一気通貫・赤1の先制リーチ。しかし果敢に押し返した勝又が小林から3900の直撃。反撃を許さずリードを広げた。
南4局は松本が2着浮上にかけたリーチに出るも、河底で先制リーチの小林の当たり牌を掴み12000。小林が勝又との点差を縮めた。
その後の1本場でも小林が3面張のリーチ。これをアガればトップ浮上も見えるリーチだったが、仕掛けた勝又がアガりきり決着。個人連勝を決めた。
第1試合結果
1位 勝又(風林火山)+78.0
2位 小林(Pirates)+18.0
3位 松本(ABEMAS)▲25.4
4位 前原(麻雀格闘倶楽部)▲70.6
第2試合
第2試合は亜樹、瑞原、高宮、日向が出場。なんと2018年10月22日#25の対局依頼の2度目の女流選手4人での対決。今シーズンのコマーシャルで流れている、ソニー損保の自動車保険のCMに出演している4名での華々しい対局となった。
最初のアガリは親の高宮、役牌のをツースルーしての門前リーチでアガリを決めた。
東2局では日向と亜樹の2軒リーチ。どちらも暗槓しており熾烈な1局となったが日向が亜樹から6400のアガリを決めた。
東3局は瑞原が先制リーチで高宮から8000のアガリでトップ目日向に詰め寄った。
東4局には日向がホンイツトイトイの仕掛けで12000の聴牌をしていたが親の亜樹が勝負のリーチ。4000オールのアガリで一躍トップ目に浮上した。
その後も5800のアガリで連荘。更に2本場では門前純チャン三色ドラ1の18000の聴牌にたどり着いたが高宮のホンイツに8000の放銃となり、再び混戦模様となった。
南1局は瑞原が高宮から8000のアガリで一歩抜け出した。一度目の聴牌では切りで聴牌を外したが、巡目の経過と変化枚数との判断で引き戻しでのカンリーチに踏み切った。
南2局1本場は日向がドラとのシャンポン待ちリーチ。亜樹から8000のアガリで再びトップ目に浮上した。
南3局では瑞原と亜樹の2軒リーチ。安全牌に窮した日向から瑞原がアガリを決めてトップ目に浮上してオーラスを迎えた。
オーラスは日向がトップを目指したリーチに出るも、高宮が亜樹から8000のアガリを決めて3着に浮上して決着。瑞原が今シーズン初勝利を飾った。
第2試合結果
1位 瑞原(Pirates)+60.5
2位 日向(ABEMAS)+14.0
3位 高宮(麻雀格闘倶楽部)▲23.2
4位 亜樹(風林火山)▲51.3
11月13日トータル結果
Pitates +78.5
風林火山 +26.7
ABEMAS ▲11.4
麻雀格闘倶楽部 ▲93.8
Piratesがややポイントを伸ばして下位争いを一歩抜け出した。麻雀格闘倶楽部が苦戦してマイナスに転落。上位2強模様が一層強まった。