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ネマタの戦術本レビュー第375回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その15」

ネマタの戦術本レビュー第375回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その15」

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 テーマ28

 4→2切りリーチの1が思ったほど危険度が高くないのは、本書で既に指摘されている通り、宣言牌が2でない場合も含むためと思われます。むしろ宣言牌が2で無いなら、筋1は通常よりも通りやすそうなものですし、4→2切りは単純なカンチャン落としも含むので、宣言牌が2でない4→2切りは出現頻度自体も高いにもかかわらず通常の筋1よりははっきり危険になっていることから、宣言牌が2、しかも4との間に字牌が切られているようなリーチについては、筋1はむしろ通常の無筋以上に危険までありそうです。
 5を切って宣言牌が2である場合の無筋1についても、表の結果以上に危険度が高いと考えられます。5を切って宣言牌が7である場合の無筋9については、「戦術本レビュー第284回」で考察しました。あまり条件を絞るとサンプル数の都合で統計データから求めるのは困難になりますが、手牌構成読みと組み合わせのロジックを駆使すれば放銃率をある程度概算することなら可能です。

 テーマ29

 前々回テーマ25で、「組み合わせのうえで当たりにくい牌は、当たる場合は何らかの理由があり、その理由は打点絡みであることが多い」と申しましたが、最も典型的なのがドラ絡みのケースです。ドラという理由で残されやくなるので単純な組み合わせよりは当たる可能性が高くなりますし、メンツを構成しにくい端寄りの牌ほど、テンパイまで残る可能性も高くなるので、ドラでない場合に比べて危険度が大幅に上昇しています。しかも筋19、字牌に関しては当たるとすればシャボか単騎なので必ずドラ2以上と高打点の可能性が高くなります。
 ただ、本書でも最後に指摘されている通り、河の情報を組み合わせていけば、「ドラだけれどもかえって通りやすい」と読めることもあるでしょう。明確な根拠があるのであれば、データ全体よりも個別の読みから得られた結論を優先して問題ありません。両者は車の両輪のようなものですから、必要に応じて使い分けられるようになりたいものです。

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