麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン32日目の対局が11月27日(金)に開催された。
第1試合
第1試合は村上、黒沢、沢崎、藤崎の対戦。
2局流局の後の東3局2本場に親の藤崎が2900のアガリで一歩抜け出す。
その後の1本場は村上が仕掛けて聴牌を入れたがまわって対応した沢崎が村上から3900のアガリを決めた。
東4局では黒沢が一気通貫ドラ赤の聴牌を入れるも藤崎が1300のアガリでかわした。
南1局では沢崎が仕掛けて聴牌、藤崎もドラをポンしている場面で黒沢が七対子のみのリーチ。なんと一発ツモ裏裏の3000・6000で一気にトップ目に浮上。村上が厳しいラス目で親番を手放すこととなった。
しかしここから村上は黒沢からの3900、700・1300とアガって大接戦のオーラスを迎えた。
オーラスは村上は満貫でトップに浮上する状況。役牌ポンして発進、トイトイに仕上がれば満貫になる手だったが、最終的には700・1300のアガリ。3着への浮上という形でゲームを決着させた。藤崎は2900と1300の2回のアガリのみでトップを獲得した。
第1試合結果
1位 藤崎(麻雀格闘倶楽部)+48.3
2位 黒沢(雷電)+4.8
3位 村上(ドリブンズ)▲16.0
4位 沢崎(サクラナイツ)▲37.1
第2試合
第2試合は園田、萩原、内川、前原が出場。全チームがメンバーチェンジとなった。
これまで苦しい戦いが萩原だが、東2局親番にドラ暗刻の手を入れ、白をポンテン。園田から12000のアガリで一歩リードを得た。
その後の1本場、放銃にまわってしまった園田がすかさず平和リーチ。一発ツモ裏1で2000・4000のアガリを決めた。
東3局では2000、南1局1本場では2着目の内川が仕掛けて満貫の聴牌を入れるも萩原が内川から3900のアガリでリードを広げた。
南2局では園田が満貫確定、高めツモなら跳満のリーチに出るも前原が仕掛けて園田から3900のアガリを決めた。
そして南3局では前原が高め三色のリーチ。高めをツモって3000・6000で萩原をかわしてトップ目に立った。
オーラスは前原が平和赤1
のアガリで決着。KONAMI麻雀格闘倶楽部が大きな連勝を決める一日となった。
萩原は今シーズン初勝利が目の前に迫っていたが、惜しくもかわされる結果となった。
第2試合結果
1位 前原(麻雀格闘倶楽部)+59.8
2位 萩原(雷電)+15.6
3位 内川(サクラナイツ)▲25.3
4位 園田(ドリブンズ)▲50.1
11月27日トータル結果
麻雀格闘倶楽部 +108.1
雷電+20.4
サクラナイツ▲62.4
ドリブンズ▲66.1
麻雀格闘倶楽部は順位は変わらずもプラス圏に浮上。上位3チームに迫った。下位4チームは依然として予断を許さない展開が続いており、どのチームも抜け出せそうで抜け出せない状況になっている。