麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン46日目の対局が12月22日(火)に開催された。
第1試合
第1試合は前原、萩原、日向、魚谷の対戦。
東1局は魚谷が萩原からリーチ・平和・裏2の8000のアガリで先制。
魚谷は東3局の親番でも軽快に連荘、1本場では日向から5800のアガリでリードを広げた。
しかしここから萩原が徐々に点差を縮める。まずは東3局2本場に1300・2600で3着に浮上。
東4局は日向が前原から5200のアガリで2着に浮上した。
南1局は萩原が早い巡目の先制リーチを前原から一発でアガって8000。2着目に浮上して魚谷に詰め寄った。
そして南3局1本場に好配牌が入って3巡目リーチ。一発ツモ裏1の2000・4000でトップ目に浮上。今シーズン初勝利が目の前に迫った。
しかしオーラス、トップ浮上条件が跳満ツモの日向がドラ3一盃口が確定している両面リーチ。山には残り1枚だったが結果は一発ツモ。日向が3000・6000を決めて大逆転トップを飾った。萩原のトップはあと一歩のところで届かなかった。
第1試合結果
1位 日向(ABEMAS)+55.5
2位 萩原(雷電)+13.1
3位 魚谷(フェニックス)▲10.8
4位 前原(麻雀格闘倶楽部)▲57.8
第2試合
第2試合は藤崎、瀬戸熊、松本、茅森が出場。全チームメンバーチェンジとなった。
東1局は一番苦しい配牌と思われていた茅森が急所をしっかり引き入れ両面リーチ。松本から5200のアガリを決める。
そして東2局には親の茅森が先制のドラシャンポンリーチ。瀬戸熊が絶好の3面張で追いかけるも無常のドラキャッチ。更に裏ドラも3枚乗っての倍満となり一気に茅森が大量リードを得た。
そしてその後の2本場ではポンテンの小三元を瀬戸熊からアガって12000。一気に試合を決定づけた。
その後は松本がしっかりアガリを決めて2着目をキープ。
南2局1本場に松本が茅森から6400のアガリで点差を縮めるも、オーラスは藤崎が8000のアガリで決着。茅森が負けられない一戦でしっかり勝利を持ち帰った。
第2試合結果
1位 茅森(フェニックス)+74.2
2位 松本(ABEMAS)+14.6
3位 藤崎(麻雀格闘倶楽部)▲17.9
4位 瀬戸熊(雷電)▲70.9
12月22日トータル結果
ABEMAS(日向1着・松本2着)+70.1
フェニックス(魚谷3着・茅森1着)+63.4
雷電(萩原2着・瀬戸熊4着)▲57.8
麻雀格闘倶楽部(前原4着・藤崎3着)▲75.7
ABEMASがスコアを伸ばして首位風林火山とのポイント差を縮めた。フェニックスもポイントを加算して▲300を割り込み7位Piratesを射程圏内に。雷電は6位に順位を下げた。