麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン65日目の対局が1月28日(木)に開催された。
この日は日吉の手術明けの復帰実況となった。
第1試合
第1試合は亜樹、小林、内川、近藤の対戦。
東1局は親の亜樹が平和のリーチ。一発ツモの2600オールで開幕。
東1局2本場では3軒聴牌を制して小林が亜樹から5200のアガリでトップ目に浮上。
東2局では近藤のリーチを受けながらも小林がダブ東バックの聴牌でプッシュ。本来は役無しの方のを海底でツモって2600オールのアガリを決めた。
しかしその後の一本場では近藤が七対子ドラドラのリーチ。ツモって裏裏の4000・8000を決めて一気にトップ目に浮上した。
東3局は亜樹が近藤との2軒リーチを制して8000のアガリを決めて再度トップ目に浮上。
南1局では親の亜樹が仕掛けて12000の聴牌を入れるも小林がリーチに出て2000・4000で再びトップ目逆転。
ラス目で親番を迎えた内川だが、南3局で連荘。1本場では平和のリーチをツモって裏裏の4000オール。その後の2本場ではリーチのみだが亜樹からアガって裏裏の7700と連続の裏2をアガって一気にトップ目に立った。
その後の3本場では小林が1000点の仕掛けを内川から直撃して僅かながらも再びトップ目に立ってオーラスとなった。
オーラスはどちらもアガリトップの小林と内川が仕掛けて聴牌。最後に内川がアガリを決めてトップを勝ち取った。
第1試合結果
1位 内川(サクラナイツ)+54.3
2位 小林(Pirates)+14.0
3位 亜樹(風林火山)▲23.2
4位 近藤(フェニックス)▲45.1
第2試合
第2試合は勝又、朝倉、内川、魚谷が出場。
東1局は魚谷が七対子赤のリーチ。朝倉からアガって9600。
東1局1本場は前局放銃にまわった朝倉が2000・4000のアガリで取り返す。
東2局1本場も朝倉が競り合いを制して1000・2000のアガリで原点復帰。
僅差で進んで東4局となったが、内川が地道な連荘。2本場で700は900オール。その後の3本場では勝又から12000のアガリでトップ目に浮上した。
5本場でも内川がダマテンで朝倉から12000のアガリを決めて大きくリードを広げた。
南1局7本場には朝倉が先制リーチで2000・4000で2着目に浮上した。
南3局でも朝倉が魚谷から5800の加点で内川との点差を縮めた。
その後内川が朝倉の親番をかわし、オーラスは魚谷が3着確保のアガリで決着。内川が今シーズン初となる同日個人連勝を飾った。
第2試合結果
1位 内川(サクラナイツ)+71.9
2位 朝倉(Pirates)+12.3
3位 魚谷(フェニックス)▲28.5
4位 勝又(風林火山)▲55.7
1月28日トータル結果
サクラナイツ(内川1着・内川1着)+126.2
Pirates(小林2着・朝倉2着)+26.3
フェニックス(近藤4着・魚谷3着)▲73.6
風林火山(亜樹3着・勝又4着)▲78.9
開始時5位のサクラナイツが内川の連勝で大きくポイントをプラス。トータルスコアをプラスに浮上させ、3位の麻雀格闘倶楽部との差もあと僅かとなった。フェニックスが一歩後退となったがセミファイナル進出争いはまだまだ際どく、Piratesも連続2着で踏み止まった。