麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」90日目が3月14日(火)に開催された。
第1試合出場選手
東:仲林圭
南:松本吉弘
西:佐々木寿人
北:勝又健志
第1試合
東1局から3局連続親の仲林が先制。
東1局2本場は高目三色のリーチをテンパイした勝又から捉え、大量リード。
一人点数を大きく減らした勝又だが、東1局3本場で2000・4000、東3局1本場の3人テンパイを制し1000・2000とアガって回復。
東4局親番の勝又。寿人のリーチを受けてオリ気味に手を進めるが終盤にテンパイ。
ドラのを切ってダマテンとするが、結果放銃で南入。
南1局は寿人がアガって局を進める。
南2局、ここまで放銃せずにぐっとこらえていた松本が4000オールで4着目から2着目に浮上。
南3局2本場、親番の寿人がとのシャンポン待ちリーチ。
南3局2本場 寿人の手牌 ©ABEMA
は中スジになっているが勝又に対子。しかし勝又が高目三色のテンパイになりを勝負。
このが裏ドラであった。12000のアガリで寿人は一気に2着目に浮上。
次局、ツモリ四暗刻イーシャンテンの勝又。場に2枚目のをポンしてトイトイテンパイ。
仲林もタンヤオドラドラ赤で仕掛けてテンパイ。を切って待ちだが、勝又が最後のをツモって2000・4000を決めた。
オーラス4着目の勝又に一手替わりジュンチャン三色ドラの手が入る。ドラのカン待ちででいったんダマテン。
ここまでテンパイはするものの二の矢が放てなかった仲林がドラのを打って待ちのテンパイ。
このを見て勝又が手替わりを待っている暇ないと判断しツモ切りリーチ。
この勝又のリーチに松本の手が止まる。リーチが入っていなければ、打ちで仲林のアガリでゲームが終わっていたかもしれない。
リーチの一発はしのいだ松本だが、次巡は安全牌がなく小考。
勝又の河にはが丸巡目、その後も切られており、ドラのカン待ちなら即リーチに行くだろうという勝又の点棒状況もあり、を選択し放銃。
勝又は3着目に浮上した。
南4局1本場、をポンした松本の手にはドラのが暗刻、次巡槓子に。
起死回生のアガリとなるかと期待したところで寿人と勝又からリーチが飛んでくる。
仲林からが打たれ、松本はチーするかどうか逡巡するが、チーせずに山に手を伸ばした。
アタリ牌が3枚手の内にある松本。
のスジを落とすことに決め、を切って寿人に一発放銃となった。
寿人は仲林を捲ってトップ。麻雀格闘俱楽部は2位だが1位の風林火山までわずか1ポイントに。
一方、4着はなるべく取りたくないボーダー6位ののABEMASには厳しい展開となった。
第1試合結果
1位 寿人(麻雀格闘倶楽部)+57.4
2位 仲林(Pirates)+13.3
3位 勝又(風林火山)▲20.7
4位 松本(ABEMAS)▲50.0
第1試合各局詳細
第2試合結果記事
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