こんにちは!赤坂ドリブンズの広報担当です!今日もドリブンズメンバーの思考を1分程度で読める記事にして紹介していきます!
第18回は、3月24日2回戦オーラスと3回戦オーラスから。
本日の試合が始まった時点で2位の風林火山に180ポイント差をつけた首位となっていたドリブンズ。
本日1戦目でさらに210ポイント差まで広げていた。
2回戦オーラス、村上がアガリトップのテンパイを入れる。
しかし、風林火山・滝沢選手にかわされ、トップ逆転を阻止されてしまった。
この瞬間、悔しそうにうなだれる園田・たろう。どれだけ麻雀のゲーム性を理解しているトッププロでも、やはり結果に対しての瞬間的な一喜一憂はあるものだ。さらに、私と記者・阿部まで悔しさのあまりため息を漏らす。悔しい気持ちが充満するドリブンズクラブハウス。
そのとき、1度もうつむかず、冷静に画面だけを見つめていた者が1人だけいた。
監督の越山だ。
越山はすぐさま言う。
越山「いや、十分十分。EXと70ポイントぐらいさらに開いたわけでしょ?ナイス2着よ」
その言葉で、部屋の空気が変わる。
「まあ、そうだね」
「これを続ければいいだけだしね」
「ナイス2着」
自然とそんな言葉が部屋に溢れる。
「さらに70ポイント差が開いた」、言われてみれば確かに事実はそれだけだった。
今度は3回戦オーラス、たろうが風林火山まであと少しのところまで詰め寄るも、実らず3着終了。
やはり悔しい気持ちが部屋に漂うが、越山が瞬時に空気を変える。越山は画面の向こうにいるたろうに向けて拍手を送りながら言った。
越山「いや、ナイス3着でしょ。25ポイントしか詰められなかったわけだから、今日も結局80ポイント差を広げて、260差ぐらいになった。十分十分」
言われてみれば、現在260ポイント差で首位に立っている。事実はそれだけだ。
越山は、麻雀で勝つためには、淡々と期待値を積み重ねることしかできないことを知っている。
そこには楽観も悲観もない。
ただ、「物事を前向きに捉えることは問題ないんだな」と、越山を見ていると思い知らされる。
ドリブンズが優勝に向けて淡々と期待値を積み上げることができるのは、もしかしたら監督の冷静さと前向きさも作用しているのかもしれない。
ここまで麻雀というゲームを理解し、冷静に分析できるのに、こんなことを言い始めることがあるのだから、本当に掴みどころがない人物である。
そして、今のところ、サタデードリブンズは現実のものとなっている。
■ファイナルシリーズ7日目と最終日は3月30日(土)、3月31日(日)15時よりAbemaTV 麻雀チャンネルにて放送予定となっています。