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上位卓、下位卓、それぞれの戦い方! RTDリーグ2017準決勝第3節15、16回戦レポート

上位卓、下位卓、それぞれの戦い方! RTDリーグ2017準決勝第3節15、16回戦レポート

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9/3(日)14:00よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて放送された、RTDリーグ準決勝第3節15、16回戦の様子をお届けします。

レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。

開始時のポイントはこちら↓

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規定により、5~8位という組み合わせとなった15回戦、トータルを考えると、ここで勝たなければ上位への挑戦権を得られない。

すなわち、トップ狙いのサバイバルという意味合いが強く、リスクの高い選択が増えるため、いわゆる「荒れ場」になりやすい卓組といえる。

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その予想通り、東1局にたろうから一発でアガった猿川のこのマンガンを皮切りに、平賀のマンガン、村上のハネマンと、大物手が続出する東場となった。

その結果、アガリのないたろうの1人沈みという状況で南入となる。

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そして、南1局で、たろうがスーアンコのイーシャンテンからで猿川に8000を放銃し、完全に3者が並びとなった。

ここから抜け出したのは猿川。

リーチで3900、2600と2度村上からアガり、頭一つ抜ける。

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すると、迎えたオーラス。トップ目とはいえ、トータルで大きくマイナスしている猿川は、オヤ番を活かして点数を叩きにくる。

まずは役なしドラなしのシャンポンでも強気にリーチすると、たろうからでアガってウラ3の12000。

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これでトップを確定させると、1本場でもたろうの大三元含みの仕掛けに対し、1枚切れの単騎で果敢にリーチをかけ、ハイテイでツモってウラ2。

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6000オールで7万点台に乗せる。

猿川はそれでも攻撃の手を緩めず、次局も村上のリーチにツモ切りで追いかけると、村上と同じ待ちのを引き当て4000オール。

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最後は、村上が2着に上がる12000で締めくくったが、猿川が積み上げた持ち点は8万点。

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猿川が、嵐のような連荘で、最終日にわずかな可能性を残した。

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続く16回戦は1~4位の組み合わせであるため、さきほどの卓とは逆に、通常時よりリスクを負わない選択が増すと予想できる。

行方を見守る5~8位の選手としては、標的となる白鳥のトップだけは勘弁願いたいところだったが、先制したのは白鳥。

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佐々木がマンズのホンイツで先手を取ったが、ドラがトイツの白鳥から見ると佐々木の打点はほぼ3900で押し返しやすいため、白鳥はカンでも臆せずリーチをかけていった。

結果、白鳥が2000・4000。他家があまり無理をしない卓で、大きな先制点を決める。

さらに、オヤ番でも早いリーチで4000オール。

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解説の瀬戸熊が「相当うれしそう」と冗談交じりに語った白鳥の表情がこちら。

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確かに、そう言われてみればかなりうれしそうに見える。

実際、この4000オールは決勝当確のアガリといっても過言ではないほど大きな意味を持っているため、白鳥のうれしさも理解できる。

すると、白鳥トップのままオーラスを迎える。

白鳥のトップは確定として、ここでの焦点は2~4着争いだ。

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まず、佐々木がタンヤオのチーテンを入れると、カンをチーしていた小林もドラポンで2フーロ。

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ここで、各プレイヤーの思考は、こんなところ↓だろう。

【白鳥】小林に5~8位の標的になってほしいため、小林にラスを引いてもらいたい。しかし、この半荘に限っていえば、降着のリスクが低いため、オヤを続けられるなら続けて素点を伸ばしたい。

【勝又】純粋に着順アップを目指したいが、大きいラスは引きたくないため、ドラポンの小林には打ちたくない。粘りつつ、佐々木に対する小林の放銃期待か。

【佐々木】ポイントに大量リードがあるため、小林に放銃したとしても最悪ではない。しかし、テンパイ料では着順が変わらないため、白鳥が明確に退いた場合にはオリも選択肢に入る。

【小林】1人で5~8位の標的にはなりたくないため、3着では終わりたい。そのため、流局時にテンパイはしておきたい。

こういった方針の下、数千点、数百点を巡る攻防が始まる。

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まず動いたのは勝又。カンチーでテンパイを取らず、小林に打てない単騎のテンパイを狙う。

と同時に、自身に少しでもテンパイ気配を出すことで小林をオリにくくさせ、佐々木に対する小林の放銃率を少しでも上げにいく芸の細かい仕掛けだ。

これに呼応する小林。

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手牌を大幅に組み替えていた小林は、チーでテンパイ。

を切ればバックのテンパイになるのだが、残りは1巡。

佐々木に対してが通っているため、スジのを打って放銃を回避した。

勝又の狙い通り前に出た小林だったが、ファインプレーで放銃を回避してテンパイを果たす。

そして、何事もなく流局し、このままの着順で静かに終了となった。

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無理にでもトップを狙いにいかざるを得ない5~8位卓とは対照的な、数百点差の3着を巡る繊細な攻防を小林が制し、白鳥・勝又の思惑とは裏腹に、白鳥・勝又・小林が仲良く並んで3日目を完走する形となった。

残りは最終日4半荘(各人2回戦ずつ)。

このまま上位4名が勝ち抜けるのか、はたまた下位陣から飛び込んでくる選手はいるのか。

注目の準決勝最終日は、9/24(日)19:00から。

 

■次回9/24(日)19:00から準決勝最終節をAbemaTV 麻雀チャンネルにて生放送予定

 

藤田晋invitational RTDリーグとは

2014年に麻雀最強位を獲得した藤田晋が、団体の垣根を超え、今最も強いと言われている麻雀プロを招いて開催される長期リーグ戦。
予選ではBLACK DIVISION・WHITE DIVISIONそれぞれ8名ずつの選手が出場し、各ブロック予選全54回戦をすべて放送する。
前代未聞のスケールで開催される今大会は、名実共に最強の雀士を決める戦いと言っても過言ではない。

今期のRTDリーグは、毎週月曜日・木曜日の午後21時から最新対局を放送!!
(日曜日のお昼に、その週の最新対局をまとめて放送)

 

視聴方法:AbemaTV( PC版 / iOS / Android)

▼PC版
http://abema.tv
▼iOS版
https://itunes.apple.com/jp/app/abematv/id1074866833?mt=8
▼Android版
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視聴は全て無料でご覧いただけます。
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この記事のライター

鈴木 聡一郎
1983年生、千葉県出身
早稲田大学在学中の2004年、最高位戦日本プロ麻雀協会に入会。
以後10数年に渡り、観戦記者として活動中。
最高位戦以外にも、モンドTV、麻雀スリアロチャンネル、RMUなどの観戦記を執筆。
近年では、AbemaTV麻雀チャンネルの公式ライターとして、RTDリーグなどの観戦記者を務める。
観戦記以外には、書籍『麻雀偏差値70へのメソッド』(石井一馬著)、『最強プロ鈴木たろうの迷わず強くなる麻雀』(鈴木たろう著)、『多井熱』(多井隆晴著)などに協力。

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