ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第42回「神眼の麻雀 著:成岡明彦 編集:福地誠 その4」第二章 Q1 打 「おしえて!科学する麻雀」の対談内でも話題になった手牌です。一見タンヤオと三色が見える打一択に見えますが、実はチートイツ2シャンテンでもあるので、1シャンテンになる受け入れでは打の方が勝ります。ただし、先に順子ができた場合は役無しになってしまいます。 最高で四暗刻がある以上、平均打点では同程度かも...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第41回「神眼の麻雀 著:成岡明彦 編集:福地誠 その3」第一章 Q6 打リーチ 早速山読みの技術が発揮される問題ですが、こちらの本でも度々取り上げられているような山読みについても、第26回で触れましたように、既に「科学する麻雀」(講談社出版の方)でも取り上げられています。 あちらではシュンツの構成しやすさから他家に使われにくい牌は山に残っていると判断し、トイツ以上で持た...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第40回「神眼の麻雀 著:成岡明彦 編集:福地誠 その2」第一章 Q3 打 麻雀順位計算機によると、この局面で東家からでタンヤオ三暗刻の6400を出アガリした場合、97.4%の確率で2着以上になれるようです(ルール上3着以下は何が何でも2着以上を目指して打つので、実際はもう少し低くなりそうですが。)。 それなら今回のような残りツモ1回、よりの方がリーチに通りやすいという条...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第39回「神眼の麻雀 著:成岡明彦 編集:福地誠 その1」 問題の牌姿、局面は書籍でご確認下さい。各章の問題ごとに、個人的な回答と見解を述べさせていただきます。 第一章 Q1 打 役牌ドラ3テンパイなら流石に押すところ。しかし、残りツモが少ない、通っていないスジが少ない、リーチ者がのリャンメンを手出しで落としてリーチ、変則手も考えにくいことからリャンメンテンパイ濃厚と、降...