2021年に開催された風林火山オーディションで最初に役満をアガり、予選最終日に4連勝を達成して一躍注目の的となった新人麻雀プロが、今回紹介する大槻眞衣子である。オーディション期間中には自宅からラフな姿でYouTubeを配信。試合への意気込みを語っていた。元キャバクラ嬢という経歴も持ち合わせる大槻の雀風や麻雀に懸ける想いとはどのようなものなのか。これまでの経歴と合わせて、その素顔に迫っていこう。
目次
大槻眞衣子の基本情報・プロフィールデータ
ゆーとぴあ出勤してます?️ pic.twitter.com/GuqxeI2MT1
— 大槻眞衣子(RMU) (@maiko818oo) February 9, 2022
名前 |
大槻 眞衣子(おおつき まいこ) |
生年月日 |
1992年8月18日 |
職業 |
麻雀プロ |
出身地 |
東京都 |
趣味・特技 |
ラーメンの食べ歩き |
本人公式SNS |
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所属団体 |
RMU |
プロ入会年 |
2020年 |
大槻は水戸を拠点として活動しており、水戸の雀荘「麻雀広場ゆーとぴあ」に勤めている。大槻プロと麻雀が打ちたい、会ってみたいという方はツイッター等でスケジュールを確認の上、訪問するとよいだろう。なお、「麻雀広場ゆーとぴあ」はtiktokを配信中。大槻プロが雀荘メンバーの姿でダンスに挑戦する貴重な動画を見ることができる。
経歴
2020年:RMUにアスリートとして入会
2021年:EX風林火山オーディション参戦
麻雀との出会い・きっかけ
大槻が麻雀を覚えたのは高校生のころ。当時大槻は軽音楽部に所属しており、周囲のメンバーが麻雀をしているところに加わったのが大槻と麻雀との出会いだった。麻雀の魅力に触れた大槻プロの麻雀愛は膨らむばかりで、「麻雀が好きだから」という純粋な気持ちから麻雀を志すようになった。大槻がRMUを受験した理由はRMU独自のアスリート制度にある。RMUは他団体よりも入会の門戸を広くしている分、団体内で昇格していくのが難しい制度となっている。自分がまだ未熟であると感じていた大槻は、ストイックに結果を求められるアスリート制度に挑戦することを決意。RMUの入会審査に合格し、RMUアスリートとしてスタートを切るのだった。
大槻眞衣子の打ち方や雀風
大槻プロはRMUに入会してまだ間もないこともあり、試行錯誤を続けて己の麻雀を常にアップデートしているようだ。そんな大槻の雀風がうかがえるのが、自身のYouTubeチャンネルで風林火山オーディションでの印象的なアガりについて語っていたシーン。オーラス親番で鳴きを駆使した三色・赤・ドラドラの12000点で大逆転を決めたことが、なにより嬉しかったとのことだ。技巧を凝らしてアガりをもぎ取っていくような麻雀が大槻の強みとなっていきそうだ。
大槻眞衣子プロの対局時の様子
風林火山オーディション 予選会 〜2021/07/11
169人のプロが参加したMリーグ・EX風林火山の新メンバーオーディションに、期待の若手の大槻プロが参加。名だたるプロが集うハイレベルな試合となったが、大槻は初戦でなんと親の四暗刻を成就。大会初の役満となり、大きな注目を集めた。その後はポイントを思うように伸ばせずに準決勝進出が難しくなった最終節であったが、ここでも大槻は不屈の闘志を見せる。4戦全てで1位を獲得し、この日だけで228.9ポイントを加算。全体19位という好成績で予選を終えた。RMU所属のプロでは、予選を突破した小沼翔と松ヶ瀬隆弥に次ぐ成績であった。
2021ティアラリーグ Bリーグ 〜2021/12/11
ティアラリーグはRMUの女流プロで争われるタイトルだ。新人の大槻は、下位リーグであるBリーグに参加。最終の第5節を終えて3位以内に残っていれば、Aリーグ昇格となる。大槻プロは第1節でなんと大量95.2ポイントを叩き出し、全体1位と絶好のスタートを切る。しかし、第2節以降は思ったようにポイントを伸ばせず、結果は20人中7位。悔しい結果となったが、Aリーグ昇格への手応えは掴んだはず。2022年の活躍が期待できそうだ。
SNSでの評価・評判
SNSでは大槻との同卓を喜ぶ声が数多く見受けられた。また、大槻の今後の活躍を楽しみにしているという声も多く、たくさんのファンから期待されていることがうかがえる。
あれだけ麻雀打ち続けだとお腹すくよね?
— きのぴー (@mEkcj7F8dOYF83P) November 7, 2021
初対面だけどなんで?言うくらい同卓出来て嬉しかった☺️
大槻と同卓した麻雀ファンからは喜びの声が。勝ち負けだけでなく、一緒に打っていて楽しいと感じてもらえるのは麻雀として非常に喜ばしいことだろう。
お疲れ様でした。
— epinhead (@epinhead3) October 17, 2020
これからも頑張ってくださいね。
ABEMA麻雀チャンネルの番組表に名前が出てくるのを楽しみに待ってます。
Mリーグに参戦することを目標としている大槻。多くの麻雀ファンが、大槻がMリーグの舞台で対局を行う姿を期待している。
大槻眞衣子のおすすめの動画
風林火山オーディションの裏側が
「麻雀女子の日常」というチャンネル名でYouTube活動をしている大槻。風林火山オーディションの期間中はその経過をファンに伝えるべく、動画配信を頻繁に行っていた。こちらの動画はその記念すべき最初の動画だ。オーディションに向かうタクシーの中から動画が始まり、場面が切り替わるとそこは大槻の自宅。リラックスした表情の大槻が大会を振り返る姿が見られた。オーディション初日で好成績を挙げ、しかも初戦で四暗刻をアガったとなれば、表情が緩んでしまうのは当然といえるかもしれない。
元キャバクラ嬢ならではのトークも
同じRMUの河野高志と共に、ガールズバーなどを経営する社長との対談に登場した大槻。歌舞伎町で5年間働いていた経験を活かし、軽快なトークを披露した。同じ団体に所属する大槻と河野だが、実はこの収録が2人の初対面であるという意外な事実も。それでも歌舞伎町で磨かれた大槻のトークスキルが場を和ませ、途中には際どい発言も飛び出すほど盛り上がりを見せた対談となった。
大槻眞衣子のニュース・こぼれ話
風林火山オーディションでアクシデントが!?
大槻は風林火山オーディションの予選最終日を見事4連勝で締めくくったが、実は最終日を前にとんでもないアクシデントに襲われていた。なんと、大槻は夜中にギックリ腰を発症。ギリギリまで様子を見たが、結局動けなくなってしまったそうだ。幸いにも試合を延期してもらうことができたが、長時間座り続ける麻雀プロの体のケアは本当に難しい問題だということがうかがえる事件だった。
大槻から見たMリーガーの印象は?
大槻はYouTube配信で、Mリーガーの印象について語っている。まず、EX風林火山というチームには、「クールで大人」のイメージがあるとのこと。大槻は麻雀プロのことをよく知らぬままプロ入りしたそうだが、二階堂亜樹(連盟)は大槻が麻雀を覚えたての頃から知っていたそうだ。また、大槻が所属するRMUの代表といえばMリーガーとしても活躍中の多井隆晴。しかし実際のところ、大槻は多井代表とは会う機会がなく、ファンから見た多井とあまりイメージが変わらないそうだ。憧れの多井と話す機会が訪れることを切に願う大槻だった。
ラーメン大好き
大槻のツイッターやインスタグラムでは、ラーメンの画像を目にすることが多い。中にはかなりボリューム感のあるラーメンの写真も。味の好みは大前提として、大槻がラーメンを好む理由には「早く出てくる」というものがあるようだ。キャバクラ嬢時代にはラーメンを食べる企画動画に出演したこともある大槻。この動画では、一心不乱にラーメンをすする姿はなんとも豪快な大槻の姿を見ることができる。