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ネマタの戦術本レビュー第930回「『これだけで勝てる! 麻雀の基本形80』編 著:福地誠」編

ネマタの戦術本レビュー第930回「『これだけで勝てる! 麻雀の基本形80』編 著:福地誠」編

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

5 打 愚形カンチャンより変化でタンヤオがつく浮き牌を残してシャンテン戻し

9 基本打としますが、序盤ならツモからのドラ2枚使い(など)までみて切ります。

12 打 一手先トイトイ変化もみてターツオーバーに受けます。発ポンした時も端よりのが残るのでアガリ率で劣らない。

追記:ツモ時に受けも残る打との比較は微妙。今ではどちらかと言えば打に分があると見ています。

13 打 は68+899とも見られるので二度受け。よりの方が不要です。

28 打リーチ が特に止められやすいのでなければ打点重視でシャボに受けます。

43 打 三暗刻、一盃口受けが残り、崩れてもエントツ待ちにはなるので高打点の受けを優先します。

50 単騎が苦しいというよりは、ツモでドラが出ていくので高打点になる受けで劣ることが理由としては適切です。
53 打 先に筒子が埋まることが多いので受けと引き変化よりスジカン待ちを残します。

68 切りますが、様子見というよりは、強浮き牌であるドラ白をなるべく引っ張りたいので、変化を最大限にみる観点からトイツよりを残します。

福地誠の『これだけで勝てる! 麻雀の基本形80』

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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