麻雀プロリーグ「 Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナルシリーズ」6日目が3月23 日(月)に開催された。
第1試合
第1試合は沢崎、前原、瑞原、近藤の対戦。
流局が続き東3局2本場、供託に3000点という状況で、沢崎が近藤との2軒リーチを制して瑞原から7700をアガりリード。
親番を継続した沢崎。前原から満貫を決めさらにリードを広げた。
次局、東3局4本場。前原がドラのを暗槓し、ツモり四暗刻テンパイでリーチ。しかしこの待ち牌は既に山に無く流局。
本場が積まれた東4局5本場。前原がドラ単騎のリーチ、瑞原もの追いかけリーチをかけ2軒リーチに発展。親満貫のチーテンが取れるを鳴かずに急所のドラを引き入れて近藤がリーチ。
これに捕まったのが瑞原。近藤の親跳満のアガリとなった。もし近藤がを鳴いていたら、ドラ単騎を前原にツモられ、前原のアガリとなっていた。
オーラスは沢崎と近藤が1400点差の僅差で沢崎がピンフのヤミテンに構えるも親の近藤が満貫ツモで沢崎を突き放す。
次局は沢崎の先制リーチに対して瑞原が満貫テンパイで押し切り、着順を4位から3位にあげてフィニッシュ。
フェニックスはセミファイナル初のトップとなった。
勝利者インタビューで近藤は「トップをとれてちょっとほっとしましたね。東4局5本場は良かったですね。よくチーしませんでした。カン待ちにあまり自信が無かったのと、逆にそこさえ埋まればなんでも勝負しようと思っていました。待ちには自信があったので、自信のある方から仕掛けてずっと勝負するよりかは、引いてから勝負しようと思っていました。たまには自分をほめてもいいですかね」と満足そうに話した。
ファンに向けては「とにかくセガサミーフェニックスはこれからも精一杯戦い、皆さんに楽しんでいただけるように頑張ります。ありがとうございました」と照れながらもポーズをきめた。
第1試合結果
1位 近藤(フェニックス)+78.9
2位 沢崎(サクラナイツ)+15.0
3位 瑞原(Pirates)▲36.6
4位 前原(麻雀格闘倶楽部)▲57.3
第2試合
第2試合は内川、藤崎、石橋、近藤が出場。
東3局に藤崎が国士無双イーシャンテンになるも、親の内川が跳満ツモでリード。
次局東3局2本場に石橋が満貫をツモり、内川に追いすがる。
石橋が親番を迎えた東4局。近藤の先制リーチに石橋がテンパイから放銃。近藤の満貫のアガリとなった。
南2局は内川が全員テンパイを制し、局を進める。
流局を挟んでオーラス。近藤が高目をツモれば2着順アップのテンパイを入れるも、安目ツモで4位から3位に着順を上げこの日の試合は終了。
東場の親番でのリードを守った内川の勝利となった。
勝利者インタビューで内川は「チームが好調なので、この勢いを継続できるようにトップをとろうと意気込んだ試合でしたので、それが叶ってうれしいです」とほっとした様子で話した。
ファンに向けては「今日も一勝あげることできました。サクラナイツは一日一勝を目標にしてますが、それが実行できています。残りの出番は4日ですが、しっかりとポイントを積み重ねたいと思います。応援よろしくお願いします」とポーズを決めた。
第2試合結果
1位 内川(サクラナイツ)+62.1
2位 石橋(Pirates)+3.8
3位 近藤(フェニックス)▲21.0
4位 藤崎(麻雀格闘倶楽部)▲44.9
3月23日トータル結果
サクラナイツ+77.1
フェニックス+57.9
Pirates▲32.8
麻雀格闘倶楽部▲102.2
次戦は3月24日(火)。KONAMI麻雀格闘俱楽部、渋谷ABEMAS、チーム雷電、U-NEXT Piratesが対戦する。