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いつも笑顔で麻雀を!応援してもらえる雀士を目指す中野ありさプロの原点

いつも笑顔で麻雀を!応援してもらえる雀士を目指す中野ありさプロの原点

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プロ雀士として大会にも出場する傍らで、フリー麻雀「ひまわり」で店長も務める中野ありさ。プロになって、僅か半年の間にタイトルを獲得するといった実力もさることながら、店長としても忙しく働いている。そんな中野プロが心に決めていることは「ネガティブツイートをしない」。応援したいと思ってもらえるようなプロになるため、雀荘でも大会でも笑顔を意識しているという。周りを元気にする力を持つ中野ありさとは、どのような人物なのか。ルーツから現在に至るまでを徹底紹介。

目次

中野ありさの基本情報・プロフィールデータ

©最高位戦日本プロ麻雀協会
名前 中野 ありさ(なかの ありさ) 
異名 麻雀小娘
生年月日 1996年3月1日
出身地 愛知県
血液型 AB型
趣味・特技 アニメ
本人公式SNS Twitter
所属団体 最高位戦日本プロ麻雀協会
所属チーム ひまわり(夕刊フジ杯)
プロ入会年 2018年
主なタイトル 第13期夕刊フジ杯麻雀女王
好きな牌 役牌

夕刊フジ杯にチームを組んで出場した大園綾乃とは、「親友でもありライバルでもある」と公言するような仲である。プロ雀士として東海地方で、ただ一人の同期であるということもあり、お互いに意識をして高めあっているが、プライベートでは一転して妹のように可愛がっているという、理想的な関係性だ。

経歴

2018年:第43期後期・最高位戦日本プロ麻雀協会に入会

2019年:第13期 夕刊フジ杯麻雀女王優勝

麻雀との出会い・きっかけ

中野と麻雀との出会いは早く、小学生の頃にまで遡る。当時年末年始に家族や親戚と卓を囲むことが、一家の恒例行事だった。中学時代はあまり学校に行かず、高校も単位が足りないことから卒業間近で退学してしまった中野。当時はネット麻雀の『桃色大戦ぱいろん』に熱中しており、将来の夢の候補には麻雀プロがあったという。

高校を中退した中野ありさだったが、家族に心配をかけまいと大学進学を決意し、(高卒認定を貰い)猛勉強。受験後にやりたいことを綴ったノートには「雀荘でバイトをしたい」と書いていたそうだ。そして努力の結果、無事に大学に合格。入学後は初めて家族以外と麻雀卓を囲み、麻雀の楽しさを再認識した。大学卒業後は雀荘「ひまわり」を運営する会社に就職。2018年には最高位戦日本プロ麻雀協会のプロテストを受験し、合格。青春時代に抱いていた麻雀プロになるという夢も叶える。現在はひまわりの店長として忙しい日々を送りながらも、プロ雀士としての実力も磨いている。

中野ありさの打ち方や雀風

©ひまわり

中野は基本的に、手役を見て打点を追うスタイルの雀風を好んでいる。まだ多くの経験があるわけではないが、日に日にどっしりと構えたスタイルが身についてきている。夕刊フジ杯争奪麻雀女流リーグ2021では、そんな中野のスタイルが功を奏す。 名古屋開幕の第2回戦東3局でみせたリーチ・一発・ツモ・タンヤオ・ピンフ・イーペーコー・ドラ4は、この局まで耐えてやっと巡ってきたチャンス。ここぞとばかりに打点を高めて、見事あがりに結び付けた。悠然としたスタイルだからこそ成し得た見事な一局となった。

中野ありさの対局時の様子

第13期夕刊フジ杯争奪 麻雀女流リーグ2019~個人戦決勝

プロになって僅か半年で立った大舞台。対戦相手は宮本祐子(ジャンバカくん)、水口美香(ハートランドミニ)、御崎千結(LAST FIGHT)である。1回戦は箱下の4着スタートと大きく躓いてしまった中野。しかし、勝負強さを発揮して2回戦ではトップを獲得。

そしてトップを取れば優勝という条件で迎えた最終戦。水口と終盤まで一進一退の攻防を繰り返し、時間切れで迎えた最終局でも中野と水口の聴牌勝負となる。水口が中野のあたり牌をつかみ、見事に優勝の快挙を成し遂げた。

プロ歴半年の中野ありさが優勝 女流モンドチャレンジマッチの出場権を獲得/ 第13期夕刊フジ杯争奪 麻雀女流リーグ2019~個人戦決勝

第13期夕刊フジ杯争奪 麻雀女流リーグ西日本リーグ2019個人プレーオフ

©夕刊フジ

タイトルを獲得した夕刊フジ杯の名古屋予選。中野プロは個人戦を首位で通過し、準決勝への進出を決める。またチームで参加していた名古屋ひまわりも首位という輝かしい成績を収め、同じく準決勝へ進出することに。

中野プロは同じ最高位戦の大園綾乃と、アマチュアのるなさんとチームを組んで出場した。最終節では1回戦と3回戦を担当し、1回戦はマイナスで3位と振るわなかったが、3回戦では5万点近くを獲得してトップに。チーム順位も2位から1位へと押し上げて、最終戦の大園へと最高の形で繋げた。

名古屋リーグはひまわり・中野ありさが個人首位の活躍で準決勝進出 夕刊フジ杯争奪第13期麻雀女流リーグ西日本リーグ(大阪・名古屋)・個人プレーオフ 結果

2021TKGリーグ準決勝A卓1回戦

こちらは大会ではないが、最高位戦東海支部のプロ雀士が多数出演するYouTube動画である。基本的な打ち筋は、手牌から打点を高めていく堅実なタイプだが、まだ若いこともあり、最近では色々な打ち方を試しているような印象。

しかしながら、タイトルを獲得した時のような打点を意識しつつ、高打点聴牌を即リーチするスタイルが一番馴染んでおり、結果も付いてきているようにも思える。この日も一発ツモで勝利を決定付けた中野プロは、大事な場面で一発ツモを引ける天性のものを持っているのかもしれない。

SNSでの評価・評判

Twitterでは雀荘の店長としてのツイートが多く、ポジティブなものが目立つ。プロ雀士としても店長としても周りから応援されていることがTwitterを見ているだけで伺える。

いくつか紹介しよう。

大会参加時には多くの応援コメントが寄せられる人気ぶり。

本当の意味で麻雀の面白さを知ることが目標だという中野プロ。まだ、スタート地点から進んだばかりの彼女を応援するファンは多い。これから成績を上げて有名になっていくであろう中野プロを、今のうちにフォローしておくと、より一層今後の麻雀界を楽しめるに違いない。

中野ありさのニュース・こぼれ話

お店を盛り上げる雀荘「ひまわり」の店長としての姿!

雀荘ひまわりは、【誕生日パーティー】【大園プロに4局対戦して勝てれば豪華プレゼント】【平日限定朝の9時半までの来店で朝から晩まで打ち放題500円】など、期間限定のイベントを頻繁に開催。【雀荘とは思えないほどクオリティの高い料理】といった、趣向を凝らしたサービスがも展開されて賑わっている。TwitterやYouTubeをみているだけでも雰囲気が伝わってくるお店だ。

ファンは必見!最新情報はTwitterで発信中

https://twitter.com/codegeass_L/status/1357988341996687360?s=20

Twitterでは主にひまわりのこと、出場する大会のお知らせや意気込み、大会の結果報告や感想などを呟いている中野プロ。普通の人より、どのツイートにも「いいね」や「リツイート」や「転用リツイート」が多くついている。特に、リツイート数の多さが印象的で、普段からファンとやりとりをしている結果ではないだろうか。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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