麻雀スリアロチャンネルの本格女流リーグ戦「麻雀ウォッチ シンデレラリーグ2021 決勝」が7月25日に開催された。
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【対局者】
中山百合子(協)
田渕百恵(最)
梅村日奈子(μ)
中月裕子(協)
歴代シンデレラの中山、梅村、シンデレラリーグ初戴冠を目指す田渕、中月の戦いとなった。
決勝戦
決勝戦は4戦勝負で優勝者が決する。
順位点が40-10-▲10-▲20のシステム、中月は苦しい状況となったが、中山、梅村、田渕はトップを取れば優勝という条件で最終戦を迎えた。また、2着と3着でも20ポイント差がつくので、梅村は中山との2着3着+5600点差、田渕は中山との2着3着+10100点差をつける形でも条件を満たすこととなる。
東1局1本場で中月が6000オールで抜け出し梅村、田渕にとっては厳しい展開に。
しかし東3局で梅村が4000オール。2着目に浮上して一旦中山をかわして優勝ポジションに立った。
その次局は中山が中月から5200のアガリ。再び素点の差で梅村の上に立った。
大きく勝負を分ける局となったのは東4局。梅村と中月の2軒リーチは中月が梅村から8000のアガリ。梅村にとっては痛恨の結果となった。
最終戦苦しんでいた田渕も南1局に逆襲。中月との2軒リーチを制して12000のアガリで大混戦にもつれ込んだ。
南2局にも田渕がトップ浮上を目指したリーチに出たが、中月が2000・4000で一歩最終戦のリードを広げた。
南3局では親の梅村が連荘。1本場でも田渕から5800のアガリで2着目に浮上。中山とのマッチレースの様相に。
2本場では仕掛けた中山のかわしが決まり、ゲームは遂にオーラスを迎えた。
オーラスは田渕が倍満ツモ、中月・中山から3倍満、梅村から役満条件。
梅村はツモなら1000・2000、中山から2600、田渕・中月から5200という条件で迎えた。
先にリーチに出たのは田渕、タンヤオ平和一盃口赤赤、ツモって一発、海底か裏1で倍満の手に育て上げた。
5200以上のアガリで条件を満たす梅村はドラを暗刻としての追いかけ立直となった。
中山は降りに回りこの局の結末を見届けた。田渕の海底ツモにはアガリ牌はなく、流局となり中山が激戦を制して優勝を勝ち取った。
優勝した中山は「ここに来るまでにたくさんの方々と戦って、その皆さんの気持ちを背負って戦えたかなと思います。最終戦は放銃しないように進めるのが精いっぱいで、かっこ悪い戦い方だったかもしれません。今回の対戦相手は皆本当に強くて、一緒に戦えた事が今後の人生の糧になると思います。」と喜びを語った。
シンデレラリーグ優勝する事が出来ました!!
— 中山 百合子 (@lily_nkym0508) July 25, 2021
決勝卓に残った3人は本当に強くて疲労困憊です。
また、このような素敵な機会を与えて下さって関係者の皆様には感謝しかありません。
本当にありがとうございました!
2度目の優勝!わたしがシンデレラだ!!
※うめぴこちゃんタグ付け出来ず! pic.twitter.com/Ykn3CghXop
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