日本プロ麻雀連盟の内川幸太郎(@kotarouchikawa)、岡田紗佳(@sayaka_okada219)、沢崎誠(@sawazakimakoto)、日本プロ麻雀協会の堀慎吾(@elis0323)のチーム「KADOKAWAサクラナイツ(@kadokawa_sk)」。
チーム発足からファイナルに進出し続け、2020シーズンは2位と好成績だったが、優勝まではあと一歩足りなかった。
「優勝できなかったということは負け」とファイナル終了後のインタビューで語ったその悔しさを今季にぶつける。
感染予防のため、取材中は選手、取材陣ともにマスク必着。写真撮影時のみ、選手はマスクを外している。
KADOKAWAサクラナイツインタビュー
──オフシーズンの過ごし方、今シーズンのテーマについて
堀「開幕式の今日も、ネット麻雀をやりながら来ました。特に緊張もなく普段通りです。赤入り麻雀も結構練習してきました」
岡田「定期的に練習会をしてきました。今年は準備不足とかそういう気持ちはなく、きちんと準備できたと思います。チームワークに関しては、8チームの中で一番うちがいいですね。自信があります」
内川「開幕を今か今かと待ちわびていました。Mリーグがある生活リズムが体に染み付いていて、早く毎日試合がある生活を欲していました。なので始まる2週間くらい前は逆にストレスがかかってて、早く来ないかな、と遠足の前みたいな気分でした。ようやく今日始まるかと思うと嬉しいです」
「過去2年は不安や緊張感も少しありましたが、今年は早くやりたいっていうワクワク感が強いです。昨年あと一歩で優勝できなかったので、今シーズンはやってやろうっていう気持ちの表れなんじゃないかと思います」
「今シーズンのテーマは『その1ポイントを削りだせ』です。毎試合素点を大切に、4着よりも3着、3着よりも2着と一つでも上の着順を意識していきます。やってることは昨シーズンと変わりませんが、意識をより持つことによって、セミファイナル、ファイナルを戦いやすくしようというテーマです。今シーズンは新しいスポンサー様も入ったので、その期待にも応えたいです。毎年ファン、スポンサー様の期待が膨らんでいるのをひしひしと感じているので、優勝を目指し、一番目立ちたいなと思います」
沢崎「昨シーズンは僕だけ全力が出せず、とても責任を感じています。去年の分も含めて今回は成績を残したいと思います。コロナの影響でリアル麻雀をする機会が少なかったので、影響あるかなとは思いますが、ここ1ヶ月で調子を戻してきて、納得できる状態になっています」
森井監督「オフシーズン全員でたくさん集まる機会はなかったんですが、先日『ところざわサクラタウン』という新社屋・総合文化施設に集まって、みんなで神社にお参りしたりとか、サクラナイツの常設コーナーができたのでそれを見に行ったりして、いよいよ始まるなっていう雰囲気をチームで持てたと思います。不安よりも期待とワクワク感を全員が持てた感じがします。充実したシーズンできるように頑張りたいです」
「オフシーズンにいろんな動画を配信して、他チーム、他ジャンルとのコラボをたくさんしてきました。サクラナイツの面白いコンテンツが、麻雀ファン以外の方に広がったり、麻雀ファンの方にも選手の違った側面を楽しめるようなコンテンツを提供したので、Mリーグ期間は、選手がどんな風に活躍してるのかを見ていただきたいです」
──ユニフォームのデザインついて
岡田「今年はサクラを右サイドにあしらったユニフォームになりました。全面的なサクラ柄は、着にくいと感じる男性もいると思い、左サイドに青いラインを入れ、スタイリッシュになるようにバランスを調節しました」
「ズボンも昨シーズンまでは一色で明るすぎたので、裾に向かってだんだんと暗くなるようにグラデーションになっています」