麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2021」66日目が1月28日(金)に開催された。
第1試合出場選手
東:多井隆晴
南:二階堂亜樹
西:近藤誠一
北:滝沢和典
第1試合
東1局、親の多井が仕掛けて5800のテンパイ。
亜樹は多井の当たり牌をの形で持っており、いつ放たれるかと思われたが、その後を2枚引いてタンヤオテンパイ。
早々にテンパイしたのは多井だったが、亜樹の当たり牌を掴んで放銃となった。
東2局は亜樹がダブ東が暗刻の高目三色4巡目リーチ。
滝沢が亜樹の当たり牌を雀頭にして丁寧に押し切り、引きで満貫のテンパイとなりツモアガった。
東3局、滝沢がリーチも流局。
東4局1本場、多井がタンヤオ・七対子のテンパイをヤミテンに構える。
すると近藤が終盤でリーチ。
亜樹が引き気味の手組をしていたがテンパイ。
3枚見えのワンチャンスとなったが一発で押し出され、近藤に放銃。近藤の満貫のアガリで南入した。
南1局、亜樹がドラドラ赤赤の手牌でが対子。
ネックのカンからチーしてバックで仕掛けてドラのとのシャンポン待ち、の方アガリでテンパイ。
しかし、アガることのできないをツモってしまい、出アガリがきかない状況に。
が暗刻でテンパイしていた滝沢。ドラが切られたのを確認してリーチを敢行すると一発ツモ。
2000・4000のアガリ、また次局も近藤から2600のアガリで加点し、トップに近づく。
南3局、3着目の亜樹とは900点差の多井。を仕掛けてドラとを使いきれるよう手を進めていく。
近藤がドラを引き入れ、切の待ちにとるか、ピンフがつく待ちにとるか逡巡し、ピンフをつけたリーチ。
しかし無情にも一発目の近藤のツモは。ここで亜樹もドラ赤のテンパイ。
近藤、多井に中筋になったを切りでのシャンポン待ちリーチとした。
すると多井が近藤の当たり牌を3枚ずつ使ったテンパイ。
安全牌が無く、まっすぐに手を進めるしかなくなった多井。をプッシュ。もし、亜樹が待ちリーチとしていたら、多井からアガリを捉えていたか。
近藤、亜樹、多井のアガリ牌は山にそれぞれ残っていたが、軍配は多井。
亜樹からのアガリで2着目近藤に迫る。
南4局は滝沢が4000オールのツモアガリ、リーチして流局と加点し南4局2本場。
多井が満貫テンパイをヤミテンとし、近藤からアガリ、2着に浮上してゲーム終了。
麻雀格闘倶楽部は今年初トップでプラス域となった。
第1試合結果
1位 滝沢(麻雀格闘倶楽部)+79.1
2位 多井(ABEMAS)+5.1
3位 近藤(フェニックス)▲28.4
4位 亜樹(風林火山)▲55.8
第2試合結果記事
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