麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」68日目が2月3日(金)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
東:園田賢
南:高宮まり
西:堀慎吾
北:多井隆晴
第2試合
東1局、高宮がホンイツに向かい嵌の満貫テンパイ。
そこに堀がフリテン三面張でリーチを放つ。
枚数では堀有利だったが、を掴んで高宮のアガリ。
8000を加点してスタート。
東2局、堀と園田が大胆に両面ターツを払って清一色へ向かう。
先にテンパイを入れたのは堀。
園田も5面張のテンパイを入れるが、で放銃となる。
堀が12000のアガリを決めた。
東3局は高宮と園田が役牌をポンしてテンパイ。
堀からが打たれ、園田の8000のアガリとなり戦線に復帰した。
東4局は親番の多井がとのシャンポン待ちで先制リーチ。
園田からが打たれ、2000のアガリ。
続く東4局1本場は多井の先制リーチに高宮が押し返す展開。
高宮の手は打点こそあるが山0になったため、多井が制す。
2000オールのツモでトップ目に浮上。
東4局2本場は高宮の1人テンパイで流局し、南入となる。
南入時点での持ち点は、多井が33,300、高宮が32,900、堀が16,900、園田が15,900という並び。
続く南1局3本場、高宮が待ちで先制リーチ。
直後に多井もテンパイ。
を切って放銃になるかと思われたが、を対子落とししてまわる。
その後をポンして高宮と同じ待ちでテンパイ。
更には堀、親番の園田も参戦し、全員テンパイの状況に。
命運を分けるこの一局を制したのは高宮。
をツモ、1000・2000のアガリとなった。
南2局、園田がタンヤオ・ピンフ・イーペーコー・赤1の手をリーチ。親番の高宮も七対子・ドラ2のヤミテンを入れていたが園田がツモって起死回生の3000・6000を決める。
南3局は堀と多井の仕掛けに園田がリーチをぶつける展開。
満貫の両面テンパイを入れた多井がを掴んで園田のアガリ。
裏が1枚乗り、3900を加点して2着目に浮上。オーラスへ。
オーラス、持ち点は高宮が33,800、園田が29,500、親番の多井が25,100、堀が11,600という並び。
園田がダブのポンから仕掛けてドラ単騎の満貫テンパイ。
直後に高宮も待ちの3面張テンパイ。逃げ切りを目指す。
多井がを掴むも、高宮の切りを見てこれをセーブ。
園田が高宮に放銃するパターンの着順浮上まで目論見た「麻雀星人」らしい徹底した守備力を見せる。
イーシャンテンになった堀がを選んで放銃。
園田が8000のアガリを決めてトップに浮上した。
園田は今期23戦登板して7勝目。
サクラナイツとトップラスを決め、セミファイナル進出への望みを繋いだ。
また、4着となりドリブンズとのトップラスを決められた形の堀だが、「ファイナルまでを考えると現状のスコアであれば麻雀格闘倶楽部よりドリブンズにトップを取られる方がまだ良い」と判断していた。このことは終盤戦に向けて重要な要素になるかもしれない。
まだまだ逆転まで遠いドリブンズとの差を意識しすぎるよりは、単純に上位との差を縮めたい意識があるようだ。
第2試合結果
1位 園田(ドリブンズ)+57.5
2位 高宮(麻雀格闘倶楽部)+13.8
3位 多井(ABEMAS)▲14.9
4位 堀(サクラナイツ)▲56.4
2月3日トータル結果
ABEMAS(松本1着・多井3着)+36.2
ドリブンズ(たろう4着・園田1着)+15.7
麻雀格闘倶楽部(滝沢3着・高宮2着)▲4.5
サクラナイツ(内川2着・堀4着)▲47.4
ABEMASが一時の苦しみから徐々に巻き返し2位争いは混とんとしてきた。ドリブンズはなんとか今日はサクラナイツとの差を縮めることに成功。次回の月曜日は下位3チームの直接対決。ここで更にポイント差を縮められるどうか注目だ。
第2試合各局詳細
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