麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」84日目が3月3日(金)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
東:二階堂亜樹
南:瀬戸熊直樹
西:小林剛
北:渋川難波
第2試合
東1局から2局続けて亜樹が4000オールのツモ。
実の姉である瑠美から受けたバトンを胸に、スタートダッシュに成功する。
持ち点は5万点を突破。
続く東1局2本場が瀬戸熊が3面張でリーチをかけ、小林から1300のアガリ。
東2局は瀬戸熊の親番。嵌で赤2の先制リーチを放つ。
同順に渋川も待ちでテンパイするが、は目に見えて無い。
瀬戸熊の河にはが切られていたため、切ってのテンパイ外しでアガリを目指したがこれが放銃となる。
裏が2枚乗り、18000のアガリが決まった。
東2局1本場、渋川がを暗カンして待ちの先制リーチ。
亜樹がヤミテンで押し返す。
道中に敢えて無筋のを切って嵌に受け、その後両面の高め二盃口変化、安めながらも渋川からで8000のアガリ。亜樹の鋭い選択が功を奏した。
一方渋川は僅か2局で27,300の失点と苦しい展開に。
流局を挟んで東3局1本場。
亜樹のヤミテン、瀬戸熊のリーチをかわして親番小林が七対子のアガリ。
終盤に瀬戸熊から打たれたを仕留め、2400の加点。
東3局2本場は渋川にドラ4の勝負手が入るも、亜樹が仕掛けて2000のアガリでかわしきる。
東4局は瀬戸熊の先制リーチに親番の渋川が追いかける展開。
不運にも渋川が瀬戸熊の当たり牌を掴んでしまう。
裏が1枚乗って瀬戸熊8000のアガリ。亜樹の背中が見えてきたところで南入。
南入時点での持ち点は、亜樹が62,700、瀬戸熊が40,600、小林が21,200、渋川が-24,500という並び。
流局を挟んで南2局1本場。
小林が三色を確定させるをチー、ラス牌のをツモって500・1000。
実に小林らしいアガリで局が進む。
南3局はをポンした瀬戸熊が2枚切れにも関わらず大胆にホンイツへ舵を切る。
小林は12000のチーテンを入れるが、を掴んで瀬戸熊に満貫放銃。
各者大きく点数が開いたままオーラスへ。
オーラス、持ち点は亜樹が61,100、瀬戸熊が46,500、小林が18,500、渋川が-26,100という並び。
亜樹と小林がそれそれポンしてテンパイ。
合わせて親番の渋川も動くが、どちらの嵌チャンを払っても放銃するという最悪の牌姿。
を選び、小林の3900のアガリでゲームセットとなった。
亜樹は今季21戦登板して5勝目。
スタートダッシュを活かして逃げ切りのトップを決めた。姉妹リレーで大きくポイントを加算し、チームの首位を再び奪還した。
第2試合結果
1位 亜樹(風林火山)+81.1
2位 瀬戸熊(雷電)+26.5
3位 小林(Pirates)▲17.6
4位 渋川(サクラナイツ)▲90.0
3月3日トータル結果
風林火山(瑠美2着・亜樹1着)+91.8
雷電(黒沢4着・瀬戸熊2着)▲23.1
サクラナイツ(岡田1着・渋川4着)▲27.8
Pirates(瑞原3着・小林3着)▲40.9
風林火山が大きくプラス、他3チームが苦戦してマイナスとなり、4位から6位のチームがまだまだ膠着状態と言える状況が続きそうだ。
風林火山、麻雀格闘倶楽部はどちらも600ポイント越え。残りのレギュラー10戦はかなり優位な立場で進めることができそうだ。
第2試合各局詳細
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