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【5/4 Mリーグ2022-23 第2試合結果】松本吉弘が3100点持ちからの大復活を遂げて31歳初トップを獲得!ファイナル進出は風林火山、ABEMAS、雷電、麻雀格闘俱楽部の4チームに決定!

【5/4 Mリーグ2022-23 第2試合結果】松本吉弘が3100点持ちからの大復活を遂げて31歳初トップを獲得!ファイナル進出は風林火山、ABEMAS、雷電、麻雀格闘俱楽部の4チームに決定!

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麻雀プロリーグ「朝日新聞Mリーグ 2022-23 セミファイナルシリーズ 」最終日となる15日目が5月4日(木)に開催された。

5月4日の対戦カード ©ABEMA
解説:土田浩翔 実況:日吉辰哉 ©ABEMA

第1試合結果記事

第2試合出場選手

第2試合の出場選手 ©ABEMA

東:内川幸太郎

南:松本吉弘

西:二階堂瑠美

北:高宮まり

第2試合

東1局、「開幕戦のつもりで打つ」と意気込んでいたという内川が七対子[⑥]待ちで親リーチを敢行。

瑠美と高宮が早い巡目に[⑤]を処理していたこともあり、即リーチに打って出た。

中スジになったことで松本が[⑥]を選んで放銃。

内川が9600のアガリを決めてスタート。

東1局 松本の手牌 ©ABEMA
東1局 内川 リーチ, チートイツ, 赤ドラ×1 9600 ©ABEMA

東1局1本場は内川の1人テンパイで流局し、東1局2本場。

巧みな手順で[発]の後付けのテンパイに辿り着いた高宮。

内川の[中]ポンに押し返し、[発]を手繰り寄せて700・1300のアガリを決めた。

東1局2本場 内川の手牌 ©ABEMA
東1局2本場 高宮 發, 赤ドラ×1 700・1300 ©ABEMA

東2局は内川が[発]を仕掛けて400・700のツモ、続く東3局は高宮が一気通貫で仕掛けて松本から1000のアガリ。

小場で局を進めていく。

東2局 内川 發 400・700 ©ABEMA
東3局 高宮 一気通貫 1000 ©ABEMA

東4局、親の高宮が[⑨]を両面チーして一気通貫・ドラ2のテンパイ。

瑠美のリーチを受けた直後に[②]をツモ、2000オールの加点に成功した。

高宮が仕掛けを駆使して確実に点棒を積み重ねていく。

東4局 瑠美の手牌 ©ABEMA
東4局 高宮 一気通貫, ドラ×2 2000オール ©ABEMA

東4局1本場は高宮の清一色と松本のタンヤオ・七対子リーチがぶつかるも、決着は付かず流局。

東4局1本場 流局 ©ABEMA

東4局2本場、松本が僅か3巡で[六][九]待ちのリーチを敢行。

親番の続く高宮が七対子のイーシャンテンから無筋を勝負していき、ドラの[八]待ちでテンパイ。

1巡はヤミテンに構えたが、ツモ切りリーチとした。

この時点で松本の[六][九]は山に0、一方高宮の[八]は山に2枚。

高宮が最終盤に[八]をツモ、6000オールのアガリを決めた。

持ち点は6万点に迫り、1人突き抜ける展開に。

東4局2本場 松本の手牌 ©ABEMA
東4局2本場 高宮 リーチ, ツモ, チートイツ, ドラ×2, 赤ドラ×1 6000オール ©ABEMA

ここから東4局3本場、南1局4本場、南1局5本場と3局続けて流局。

南1局5本場では最後の親番を迎えた内川がリーチに対してオリを選び、静かに手を閉じた。

南1局5本場 流局 ©ABEMA

南2局6本場、親の松本の逆襲が始まる。

七対子でテンパイすると、ドラの[5]待ちでリーチを敢行。

仕掛けて供託を回収しにきた瑠美との捲り合いを制し、[赤5]を手繰り寄せた。

赤を引けたことでちょうど8翻となり、8000オールの加点で2着目へと浮上。

南2局6本場 瑠美の手牌 ©ABEMA
南2局6本場 松本 リーチ, ツモ, チートイツ, ドラ×2, 赤ドラ×2 8000オール ©ABEMA

南2局7本場も松本。

僅か4巡で内川の先制リーチを受けるが、[4][7][②][⑤][⑧]のイーシャンテンで猛プッシュ。

上家の内川から打たれた[4]のチーテンを取らず、自力で[4]を引き寄せて三面張で追いかけリーチを敢行。

すると内川が一発で[⑧]を掴み、12000のアガリが決まった。

2局で48000点へと大復活を遂げ、高宮と僅か1400点差まで迫る。

南2局7本場 内川の手牌 ©ABEMA
南2局7本場 松本 リーチ, 一発, ピンフ, タンヤオ 12000 ©ABEMA

南2局8本場はうまく雀頭の[西]を捉えた瑠美が2000・4000のアガリを決めて4着目から脱出。

南2局8本場 瑠美 リーチ, ツモ, ドラ×1, 赤ドラ×1 2000・4000 ©ABEMA

南3局、高宮が[八]単騎をツモって1000・2000のアガリ。

内川の国士無双を警戒しつつ、松本との点差を広げることに成功した。

南3局 高宮 ツモ, タンヤオ, 赤ドラ×1 1300・2600 ©ABEMA

オーラス、持ち点は親の高宮が51,800、松本が41,900、瑠美が8,200、内川が-1,900という並び。

満貫ツモか直撃での逆転を目指したい松本がイーシャンテンで難しい選択を迫られる。

オーラス 松本の手牌 ©ABEMA

松本は打[赤五]を選択。

[⑦]を重ね、嵌[7]待ちのテンパイを入れた。

オーラス 松本の手牌 ©ABEMA

直後に高宮がテンパイしてリーチを敢行。

オーラス 高宮の手牌 ©ABEMA

捲り合いは松本が制し、[7]をツモ。

一時は3100点まで持ち点を減らした松本が、奇跡の大逆転トップを手にした。

オーラス 松本 ツモ, タンヤオ, イーペーコー, ドラ×1, 赤ドラ×1 2000・4000 ©ABEMA

セミファイナル最終戦を終え、ファイナル進出は風林火山、ABEMAS、雷電、麻雀格闘俱楽部の4チームに決定。

Piratesとサクラナイツが敗退となった。

第2試合トップの松本 ©ABEMA

第2試合結果
1位 松本(ABEMAS)+70.9
2位 高宮(麻雀格闘俱楽部)+26.8
3位 瑠美(風林火山)▲33.8
4位 内川(サクラナイツ)▲63.9

点数推移グラフ ©ABEMA
第2試合詳細結果 ©ABEMA

5月4日トータル結果

麻雀格闘倶楽部(伊達1.5着・高宮2着)+62.0
ABEMAS(白鳥4着・松本1着)+14.9
サクラナイツ(岡田1.5着・内川4着)▲28.7
風林火山(亜樹3着・瑠美3着)▲48.2

麻雀格闘倶楽部はしっかり加点を決めて着実にファイナルに駒を進めた。首位風林火山とは117.6ポイント差だが、ファイナルはまた持ちポイントが半分となるため、58.8ポイント差となる。これはもう1戦で逆転する範囲となっているためファイナルも序盤から目が離せない攻防となるだろう。

4チームの中で優勝経験があるチームは風林火山のみ。その他3チームはどこが優勝となっても初優勝となる。各チームのサポーターの応援も力が入る事だろう。

セミファイナル終了時点のトータルランキング ©ABEMA
5月8日の対戦カード ©ABEMA
セミファイナルシリーズ個人スコア

第2試合各局詳細

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この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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