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生命保険会社主催の大会イベントに潜入!明治安田が麻雀に期待する社会貢献の未来

生命保険会社主催の大会イベントに潜入!明治安田が麻雀に期待する社会貢献の未来

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1881年(明治14年)、日本で最初に誕生した生命保険会社となる明治安田生命保険相互会社は、2024年3月に一般社団法人日本健康麻将協会と「健康マージャン大会・教室に関する包括パートナーシップ協定」を締結し、全国各地で大会イベントや教室を展開している。なぜ、明治安田グループは麻雀事業に取り組むことになったのか? 明治安田生命保険品川支社の大会イベント「明治安田健康マージャン大会」で、その意図を聞いたーー。

10代から90代までの約9割が大会イベント初参加

 2025年1月25日、都内品川区にある日本健康麻将協会五反田ふれあい研修サロンには10代から90代までの老若男女が集った。「この日のために入門書を読んで職場の人と2回ほど練習して来ました」(50代女性)、「メディア対局はよく観ているんですが、麻雀卓を囲むのは20年ぶり」(70代男性)、「麻雀は学生の時以来。頭の体操になるし、勝ったり負けたりがいいですね」(80代女性)といったように、参加者のおよそ9割が大会イベントは初めてとのことだった。

交流がコンセプトの大会。卓を囲めば、初対面でも互いの距離が一気に縮まる
老若男女問わずコミュニティを構築しやすいことも麻雀の魅力だ

プロジェクトのコンセプトに健康マージャンが合致

 明治安田といえば、Jリーグをはじめ、JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)のスポンサーとして、スポーツを通じて未来世代を応援する等、さまざまな社会貢献活動も行なっている。

 そんな中、麻雀事業にも取り組むことになった理由を、今大会を主催する品川支社長の阿部喜之さんに聞くと「弊社は2020年から生命保険会社の役割を超えることを目指しています。具体的には生命保険会社の従来の役割を大切にしながら、地域コミュニティの橋渡し役として社会的なつながりの場を提供する『地元の元気プロジェクト』と、健康活動のきっかけを一緒にサポートする『みんなの健活プロジェクト』という2大プロジェクトを推進して来ました。賭けない・飲まない・吸わないという健康マージャンは、2大プロジェクトのコンセプトにまさにぴったりということで麻雀事業もスタートさせて頂きました」

品川支社長の阿部喜之さん。「麻雀の魅力は集中できること。対局中は誰も仕事の愚痴を言わないので、気分転換になってましたね(笑)」

 阿部さん自身も高校生の頃に友達と麻雀をはじめ、入社後も先輩たちと卓を囲んでコミュニケーションをとってきたそうだ。「これから企業に求められるのは本業だけではなく、地域の課題や日本の課題の解決につながるような社会貢献にも取り組んでいかなければ生き残れない時代です。お客様のお役に立てるようなさまざまな社会貢献活動を通じて、明治安田って保険販売だけじゃなく、なんか面白いことやってるねと思って頂けたら、お客様との新しいコミュニティが生まれるきっかけにつながると感じています」

参加者全員にプレゼントされたオリジナルキーホルダー。8ソーとなったのは明治安田の頭文字の「M」と企業カラーの緑に由来

和気あいあいとした大会では国士無双も!

 大会イベントには麻将連合の所属プロ3名もゲスト参加。開会式で藤川まゆプロは「上位を目指すもよし、たくさんアガリたい、ポンチーしてみたい、こんな役を狙ってみたいなどいろんな楽しみ方ができるのが麻雀のいいところ」。梅村日奈子プロは「麻雀を通じたご縁や一緒に過ごせる時間というのも麻雀の醍醐味のひとつ」。保里瑛子プロは「麻雀は男女問わず、年齢問わず楽しく遊べるもの」と挨拶。大会運営をサポートする日本健康麻将協会・戸構亮プロ(麻将連合)は「交流がコンセプトなので、今大会ではチョンボなしで楽しい時間を過ごしていただけたら」と参加者をリラックスさせた。

 

 対局中はアガってもアガれなくても笑いが起こるなど、終始なごやかな雰囲気。親子で参加した女子中学生は「いろんな人と初めて打つので緊張してお腹が痛くなりました」と苦笑しながらも「お父さんからは配牌をもらったら大きな役を目指しなさいといつも言われています」というアドバイスを思い出し、ハネ満となる南・北・ホンロー・トイトイをアガって笑顔を取り戻した。

 お父さんはといえば、役満・国士無双を成就させ、会場全体のボルテージを一気にあげていた。

お父さんと一緒に参加した女子中学生。会心のアガリを決めた後、肩の力が抜けたと笑顔を見せた
親子で参加し、国士無双をアガったお父さん。普段から地域の仲間と麻雀を楽しんでいるそうだ

 優勝した60代男性は「長年やっているけど、最近は回数が減って年に1、2回程度。今日は久しぶりですけど本当にツイてました」と振り返り、ゲストプロから金メダルが贈呈された。

表彰者にはゲストプロから五輪さながらに金メダル、銀メダル、銅メダルが贈呈された

明治安田×健康マージャンの今後の展開は?

「品川支社としては今日が皮切りですが、営業職員の紹介で来て頂いたお客様が仲のいいお友達を連れて来てくださったり、親子で参加してくれたりなど、私自身も来て頂いたお客様とは初めてお会いさせて頂くことが出来ました。今後もみんなの健活プロジェクトの一環として、定期的にやっていきたいですね」とは阿部さん。

麻雀は指先をよく使うので、末梢神経が刺激され、脳の活性化にもつながると言われている

 人生100年時代、明治安田グループが全国各地で取り組む地域コミュニティのきっかけ作りと健康活動のサポートという社会貢献によって、日本中に明るい麻雀コミュニティが誕生する未来が見えて来た。

◆取材:福山純生(雀聖アワー)

イベント大会に参加した人たちの声

「認知症予防で麻雀を始めました。点数計算も認知症予防になりますからね」(70代女性)

「勤めていた頃は毎日のようにやっていたけど、定年してからは相手がいない。以来麻雀はパソコンでやっていたので、人とやるのは久しぶり」(80代男性)

「お友達以外の人と打つのは初めて。家事があるからやめてたけど15年前から再開しました。麻雀は脳トレになるからいいんですよね」(80代女性)

「麻雀は腕もあるけど、運があるから面白い」(80代女性)

「明治安田に勤めている知り合いの紹介で来ました。麻雀は年齢関係なくできるところも魅力なんで、とてもいいプロジェクトですね」(40代男性)

「麻雀の魅力はどんなに読みが当たっても負けることもある不条理さ。そこががいい」(60代男性)

「こういう大会に出るのは初めて。いろんな方と一緒に麻雀を打てるのは面白いし楽しい」(60代男性)

「麻雀はお友達と家で始めてから10年目。頭の体操になるし、知らない人と打つのもいいですね」(80代女性)

「友達に誘われて参加しました。健活プロジェクトを初めて知りました」(40代男性)

「知らない人と打つのはおっかないなと思って、友達と3人で来ました。ただそろえているだけですが、とにかく楽しいです」(80代女性)

「15年ぶりの麻雀だったんですが、すぐに思い出しました」(70代男性)

「初めて牌を持ったのは14歳の頃。健康の秘訣は麻雀をやったりしてみんなと遊ぶことかな」(90代女性)

▼明治安田オフィシャルサイト

 

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