4人1チームの団体戦で行われる 「第3回麻雀王国杯 学生麻雀甲子園 全国本戦決勝」が9月10日(土)に行われ、名城大学のチームレジェンド(渡辺嘉人、浅岡諒亮、東川圭司、冨田朋暉)が優勝した。
123チーム538名が参加した全国各地の予選を突破した18チームが、この日午前中に東京で行われた準決勝を戦い、4チームが決勝に進出した。
決勝戦は人気麻雀漫画「咲-saki-」の作中で採用されている、持ち点10万点をチームで共有し、1半荘ごとに選手が交代するというシステムで行われた。
先鋒戦では、チームレジェンドの渡辺さんが的確な押し引きで41700点を稼ぎ、次鋒の浅岡さんも7500点を加点。大きくリードしたが、副将戦で電気通信大学・万年六段@電通大の奥田悠我さんがオーラスの親で連荘を重ね、3300点差に縮めて大将に引き継いだ。
大将戦では万年六段@電通大の田村雄一さんが、東1局に12000点(ダブルリーチ・ツモ・タンヤオ・ドラ3)をツモり、チームレジェンドを逆転。
先鋒から守ってきたトップをついに明け渡したチームレジェンドだったが、大将の冨田さんが徐々に差を詰め、東4局に再逆転。オーラスはわずか300点のリードだったが、自らアガって優勝を決めた。
プレッシャーがかかる中、大将として優勝を決めた冨田さんは「嬉しすぎて、感動しちゃいました。逆転されても諦めずに頑張って優勝できたので嬉しいです。」と喜びを語った。
優勝したチームレジェンドは、2017年3月に行われる「アモスグランドチャンピオンシップ2016-2017」への出場権が与えられた。
順位 | 選手 | 先鋒 | 次鋒 | 副将 | 大将 | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 名城大学 チームレジェンド |
41700 | 7500 | ▲25800 | 6100 | 129500 |
2 | 電気通信大学 万年六段@電通大 |
3900 | 3500 | 36400 | 5500 | 125600 |
3 | 東北大学 チーム鳳凰 |
▲700 | ▲15600 | ▲19600 | 4800 | 92600 |
4 | 名古屋大学 ぬまーじゃん |
▲46900 | 4600 | 9000 | ▲16400 | 50300 |
終了時供託 | 2000 | 2000 |